雑司が谷散人の街道遊歩 0559
東海道 27日目-01 2018.11.18
東海道の旅、27日目は石部宿の西から。
西見附を過ぎると、東海道旧道は西縄手と呼ばれた道で、かつては長い松並木があったとのこと。
JR草津線石部駅が近い。
石部金山跡地を左に見ながら進むと、東海道旧道に沿う宮川を渡る五軒茶屋橋前へ。
直進する道が古くからの東海道だが、天和2年の野洲川の洪水で通行不能となり、南側を迂回する新道が開通。
それが五軒茶屋橋を渡る道筋で、旧ルートは明治4年にやっと復元されたもの。
野洲川沿いの旧ルートは下道と呼ばれる。
道はJR草津線に沿って進む。
下道を歩いた後、一旦五軒茶屋橋へ戻り、新道へ。
こちらは上道と呼ばれる。
山の中を通過する新道の安全のため、石部宿から五軒の茶屋を移したことから、五軒茶屋道とも。
上道は名神高速際の道となって下道との合流地点へ。
正面に近江富士こと三上山。