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雑司が谷散人の街道遊歩 1000

江ノ島道 01 2019.10.30

投稿1000本目は、東海道藤沢宿から江ノ島へ向かう、江ノ島道の旅。
起点は藤沢宿の東、東海道旧道の遊行寺橋西詰。
藤沢宿高札場跡から国道467号を藤沢駅方面へ向かうのが、江ノ島道の道筋。
東海道藤沢宿を歩いたのは2016年11月。
およそ3年ぶりに藤沢宿を再訪。

藤沢宿高札場跡前

東海道から分かれてすぐ、国道467号左手に江の島弁財天道標が残る。
管鍼術の創始者である杉山検校の寄進したもので、同形の道標が今も藤沢市内に12基あるという。

江の島弁財天道標

国道467号で藤沢橋交差点を過ぎると、国道右手に江ノ島道旧道が分かれる。
やがて右手に見えてくる蔵と古い商家は、かつての米穀商の建物で、今は「蔵まえギャラリー」として再利用されている。
このあたりは蔵前と呼ばれ、江戸期には年貢米を収める蔵があったという。

蔵前

江ノ島道旧道は、藤沢駅へ通じる遊行通りへ。
その左手にも江の島弁財天道標。

遊行通り

江ノ島道旧道は藤沢駅への遊行通りへ。
明治20年の藤沢駅開業後は、遊行寺への参道としても賑わった道筋。

遊行通り

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