見出し画像

雑司が谷散人の街道遊歩 0790

美濃路 2日目-04 2019.5.22

林医院の並びに、林本陣の表門が残る。
美濃路では最大規模の本陣だったが、明治24年の濃尾地震で建物は倒壊し、焼失した。

林本陣の表門

清須宿を抜けると、美濃路旧道は新幹線と東海道線の高架をくぐり、一場地区へ。
このあたりは旧一場村。

一場

美濃路旧道は一場の御嶽神社前を左へカーブする。
その先の二股を左へ入ると、東海道線の清洲駅。
駅前が清須市と稲沢市の境で、清洲駅は稲沢市にある。

清洲駅付近

美濃路旧道は総見院の東側を北へ進む。
総見院は織田家の菩提寺。
清洲越しで名古屋へ移転後、初代尾張藩主、徳川義直がこの地に再建。
江戸初期の清須宿が設けられたのが、このあたりという。

江戸初期の清須宿あたり

美濃路旧道右手に立部神社。
総見院付近で稲沢市に入った旧道だが、それまでの一場の地名が市場となり、立部神社の地は北市場本町。
2台の山車を華やかに飾る「こがし祭り」で知られる。

立部神社

いいなと思ったら応援しよう!