雑司が谷散人の街道遊歩 0516
津久井往還 1日目-02 2018.10.10
津久井往還旧道が二ヶ領用水に出る手前に、角柱型の大きな庚申塔。
庚申神と刻まれている。
津久井往還旧道は二ヶ領用水を渡る。
二ヶ領用水は川崎領と稲毛領にまたがって流れる農業用水路。
登戸付近では二ヶ領本川とも呼ばれる。
津久井往還旧道沿いに枡形の地名。
東南方向の生田緑地のある枡形山は、戦国期の枡形城址。
丘陵の地形が枡形のようだったことからの地名という。
県道3号に合流する津久井往還。
この通りは都内の世田谷通りの延長にあたり、町田へと向かうが、登戸から先の鶴川あたりまでを津久井道と通称。
大きく拡幅された道路に往時の面影はないが、不意に地蔵像が並んでいたり。
小田急線生田駅が近づくと、県道から旧道が右へ分かれる津久井往還。
右手の丘陵地は観音寺境内だが、その手前に五反田稲荷。
人目につかない観音寺境内の雑木林にあった祠が近年津久井往還旧道沿いに移されたもの。
五反田の地名は近くの五反田川に残る。
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