雑司が谷散人の街道遊歩 0889
中山道 10日目-04 2019.8.9
下原の集落に入ると、中山道旧道右手に伊勢宮神社。
八幡宿が近い。
中山道旧道は、八幡宿へ向けて緩やかに下っていく。
中山道旧道は、八幡神社前から八幡宿に入る。
江戸から24番目の宿で、塩名田宿からは一里も無い程の近さだが、千曲川が川止めとなった際の待機地として整備された宿という。
宿場間の距離としては、中山道で最短。
八幡宿は慶長年間に整備された新しい宿だったことから、当初は新町(あら町)と呼ばれたが、上州の新町宿と混同しやすいこともあり、八幡宿に改めたという。
本陣1軒に対して脇本陣が4軒あり、京方からの大名一行などは、千曲川を控えてこの宿で休憩をすることが多かったと思われる。
中山道旧道右手に、宿の名の由来となった八幡宮。
随神門は天保14年の築。