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雑司が谷散人の街道遊歩 0595
東海道 28日目-15 2018.12.5
京街道との追分のある髭茶屋の地名は、かつてここに髭を蓄えた親爺の茶屋があったということか。
大津市の髭茶屋町は旧町名となってしまったようだが、京都市山科区側には髭茶屋桃燈町、髭茶屋屋敷町などの町名が今もある。
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東海道旧道右手に閑栖寺。
門前に置かれた石は、京都を中心に各街道に敷かれたという車石。
牛車の車輪が通る溝があり、今はそれが街道沿いの民家の庭石などにも転用されているようだ。
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国道1号を歩道橋で渡り、大津市最西端となる横木の旧道を進むと、右手から小関越えの道が合流。
大津宿札の辻で分かれた古代北陸道の小関越えの道は、三井寺への参詣道でもあり、合流点には「三井寺観音道」と刻まれた大きな道標が立つ。
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東海道旧道は京都市へ。
髭茶屋追分からここまで、大津市と京都市の境を進んできたが、ここで大津市から完全に抜け出る。
いよいよ京都。
三条大橋へ近づく実感が。
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京都市内の東海道旧道は、三条通りの旧道ということになり、旧三条通りと呼ばれる。
道は四宮駅近くの商店街となる。
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