雑司が谷散人の街道遊歩 0472
東海道 24日目-02 2018.8.29
東海道旧道右手に和田一里塚跡。
昭和59年の道路拡幅までは塚の一部が残っていたようだが、今は無く、復元の塚が風にそよいでいる。
亀山ローソク前を過ぎると、東海道旧道右手に見える鳥居は、能褒野神社の二の鳥居。
能褒野は日本武尊の死去した地で、前方後円墳の能褒野陵がある。
ここに神社が創建されたのは明治28年。
一の鳥居はJR亀山駅前にある。
能褒野神社二の鳥居前を過ぎると、東海道旧道は亀山宿に入る。
左右の民家や商店には、往時の屋号を記した木札が。
三本松バス停のある交差点に、巡見道の案内板。
巡見街道は徳川家光が諸国巡見の為に整備した道で、ここで東海道から北へ分かれ、菰野、北勢を経て不破関で中山道に通じた。
亀山宿東部は茶屋町。
歴史を感じる時計店は、すでに廃業だろうか。