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雑司が谷散人の街道遊歩 0126
矢倉沢往還 4日目-05 2017.5.5
圏央道の開通で、相模川左岸の景観も随分変わったことだろう。
七曲から圏央道の高架下を抜けて厚木の渡し場跡地へ通じていた道筋は工事中で通れず、少し迂回してそれと思しき場所へ。
正面に大山。
目前には相模川。
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相模川を渡した厚木の渡し。
大山道の海老名側には、その跡地と思われる位置に案内の杭がひっそりと立つ。
この辺りの河川敷は桜並木になっていて、杭にも「爛漫の桜堤」の文字。
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平成8年架橋のあゆみ橋で、相模川を渡る。
ひとつ下流側の相模大橋架橋前は、ここに相模橋があり、その後も増水時には沈んでしまう沈下橋の相模小橋があった。
沈下橋では味気ないので、地元では「もぐり橋」と呼ばれていた。
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矢倉沢往還の他、八王子や平塚、藤沢への道が集まっていた厚木の渡し。
往時は常時5艘の船が備えられ、旅人を運んでいたという。
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相模川を越えると、大山道の旧道は県道601号となり、相模川右岸に沿って南へ向かう。
かつての厚木宿に入るが、通りに面した商店のシャッターに、宿場時代の風景や商家を描いたシャッターアートが多数目に入る。
楽しむにはお店が開く前の朝方に歩くのがポイント。
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