ウェブディレクターはAIに殺されるか?
盆休みである。
今年はちあんと休み英気を養った。
近所のブックオフが2割引という底辺ディレクターには嬉しい日だったのでゲームに勤しむキッズを横目にババっと買いに行った。
長い盆休み。
時折りイッヌを愛でながらAIで無くなる仕事的な本を読んでいた。
あゝウェブディレクターもやばいんじゃないか?
ただでさえ、たまに不要論が出る仕事である。
仕事柄、AIツールは一通り使ってみた。
もうまじでヤバイ。ヤバすぎてヤバイ。
例えるならスーパーに行かずとも手元の3Dプリンタで食材を作ってカレー完成するくらいヤバイ。
現時点でこれなら10年後はいい感じのウェブサイトを自動でつくれるようになるだろう。
ヤバイコワイ!
しかし、ここでひとつ疑問が生まれた。
みんながいい感じのウェブサイトを簡単につくってしまった場合、どうやって優劣が決まるのだろうか?
おそらくAIへの指示の仕方なるだろう。
つまり「言語化」が重要になる。
この言語化は非常に難しい。
超頭が良いおじさんでもキャバ嬢に共感性羞恥で発狂しそうになる言語を送ってしまうくらい難しい。
人は冷静な時に言語化するのはできても
ラブレターのように感情的な言語化は苦手な人が多い。
つまり、客観的視点が必要となる。
理想的ディレクターはこの客観的視点をクライアントにもクリエイターにも発揮し寄り添いながらも明確に言語化する能力を持った人だ。
そしてこの言語化能力をもった人は、AIに対してもその力を発揮するだろう。
感情の翻訳、表現の翻訳、ビジネスの翻訳。
それらを器用にこなすことが求められるんだろうなと想像する。
なので、AIを怖がらず敵視せず、味方につけてディレクターとして柔軟に仕事をすることが必要になるんだろう。