ゲームのはなし(第1回:ワンダと巨像)
子どものころから暇さえばあれば
ゲームをしていた私が思い出を綴っていきます。
第1回は今までで一番好きなゲームのワンダと巨像です。
当時、小・中学生だった私が新作ゲームを手に入れるにはお年玉やお小遣いを切り崩すか誕生日やクリスマスを待つ以外ありませんでした。
(今思い返すと感謝しかないです。)
数少ないチャンスを最大に生かすために一月ほど前からゲーム雑誌を穴が開くほど熱読し、親と一緒にゲーム屋へ向かっていた子ども時代でした。
そんな私が誕生日に選んだゲームの一つがワンダと巨像です。
このゲームはPS2とは思えないほどのグラフィックの高さと広大なオープンワールド、そしてタイトルにもあるとおり自分の何十倍はあろうかという「巨像」がメインのゲームです。
ゲーム雑誌から吟味しなければならない状況だったのですが、写真を見たときに一目惚れをし今年は絶対にこれを買ってもらうんだ!と息巻いておりました。
いざ、ゲームを始めると広大な自然と主人公「ワンダ」
そして愛馬の「アグロ」と極めてなシンプルなUIがテレビ
に映し出されました。逆を返すとそれしかありません。
町はおろか、登場人物もほとんどいません。
そのゲームでやることといったら広大な自然を走り、ボスである巨像を十何体か倒すのみです。
そんなシンプルなゲームだからこそ美しいフィールドと難解なボス戦の魅力がダイレクトに伝わってきました。
上記の魅力と合わせ音楽も雄大で分かりやすく、
ゲーム音楽の魅力を気づかせてくれた作品でもあります。
今でも巨像に乗った時の音楽は口ずさむほど大好きです。
あと書いておきたいこととしまして外せないのが
愛馬の「アグロ」です。呼べばすぐ来てくれるし、
撫でると喜んでくれるのが伝わってくるかわいくて頼もしい相棒です。
ちょっと寂しいゲームではあるのですが、アグロと一緒にいれば全然気になりません。
最初は操作がぎこちなかったのですが、
上達すると共にアグロと意思疎通が取れている!
と、まるで本物の動物と人間の絆を感じさせてくれました。
以上、特徴の強い尖ったゲームなので、刺さる人には
とことん刺さるゲームワンダと巨像とずーもやの思い出でした。
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