ゲームのはなし(第20回:ICO)
子どものころから暇さえばあれば
ゲームをしていた私が思い出を綴っていきます。
早いもので第20回はこの人の手を離さないゲームです。
第20回です!
1回がトリコ、10回がワンダときたら20回はICOですよね。
この3つはディレクターが上田文人さんなんですね。
初めてワンダをプレイしたときあまりの透明感と空気とゲーム構成が素敵すぎて、ディレクターを調べて、買ったゲームがICOです。
ストーリー的には生贄の角が生えてしまった主人公(イコ)が霧の城に閉じ込められてしまいます。
ひょんなことから棺桶が壊れて自由に動けるようになったので、脱出をしようとするのが大まかな流れです。
棺桶が壊れて外に出てみると白いワンピースの女の子(ヨルダ)が鳥かごの中にいます。
言葉は通じないのですが、それでも手を繋いで一緒に城から脱出する姿が健気なこと…
そこでこのゲームのキャッチコピーが「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」なんですよね。
ゲームのシステムとしてはお城の仕掛けを2人で解いてたまにくる影たちをやっつけて進んでくアクションパズルみたいな感じです。
ICOからそうだったんだなと感じるのがUIを極力無くそうとしていることですね、
HPやスタミナゲージも無く、目に映るのはイコとヨルダと廃墟のような美しい風景だけなので、こだわりを感じました。
あとはセーブの方法なんですけど、お城の至る所に石のソファがあります。
ここで休憩するとセーブ画面になるんですけど、2人を見てみると頭を預けあって寝てるんですよね!これがもうね…涙が出てきます…
他にも2週目、3週目で隠し武器がもらえたり、特殊なED(これも泣けちゃう…)があったり、ヨルダの言葉が分かるようになったりと周回要素があるんでしっかりやりこめますよ!
いずれも心に響いて素直に出会えて良かったと言える素敵な3タイトルでした!
第30回はどうしようかな…
おまけ
ICOですが、なんと小説が出ております!
書いた人はブレイブ・ストーリーとかも書いている宮部みゆきさん!
学生の頃図書館でよんでました。
懐かしいなと思って調べたら講談社ノベルスから出てるICOの表紙がめちゃくちゃ良かった…!
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