ゲームのはなし(第12回:ファイナルファンタジー8)
子どものころから暇さえばあれば
ゲームをしていた私が思い出を綴っていきます。
第12回は最後の物語の8作目です。
これは私の学校のそのまた一部だけの話かもしれませんが、「大作RPGをクリアしたやつが偉い」という風潮がありました。
その中でファイナルファンタジーをクリアした者は立派なゲーマーだと認められるようになります。
私とFFの初めての出会いは親戚の家でした。
なんとか貸してもらったはいいものの低学年の私には何をどうすれば良いか分からず兄がプレイしているのをなんとなく見ておりました。
中学生になって自分もやってみて分かったのですが、システムがFFの中でもだいぶ特殊なのです。
ドローシステムやジャンクション、挙句の果てにはレベルを上げると敵のレベルまで上がってしまうという独特なシステムだったので「レベルをあげて物理で殴る」のゲームスタンスの私はとても苦労した記憶があります。
そんな中で頼りになったのが辞典くらいの厚さの攻略本「アルティマニア」です。
アルティマニアはゲームの攻略情報はもちろんキャラクターの日記や開発グループのこぼれ話等が盛りだくさんで冗談抜きで今まで一番読み返した本だと思います。
FF8といえば忘れちゃいけないのがカードゲームです。
くせになる音楽とシンプルながらも奥が深いルールで本編よりも遊んだような気もします。
加えてカードはアイテムに変化できるようになるので、登場人物からカードをひたすた巻き上げるイケメンが誕生します。
ゲームの物語の要所要所にはさみこまれる回想や過去話ってなんとなくちょっと苦手なのですが、FF8では不思議と楽しみでした。
きっとキャラクターの個性が本編より強かったおかげかと思っています。
FFの中ではあまり人気が無いと言われてしまっているのですが、キャラクターの個性や人間くささとドラマが私は大好きなので、一番お気に入りのファイナルファンタジーでした。
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