Yuzuki Kunitaka@アグリパッド

地球を作る仕事をしています。アクアポニックスとよばれる水産養殖と水耕栽培を組み合わせた新しい循環型農業に取り組んでいます。農業者のコミュニティサービスも開発中です。モンドワークス株式会社 代表

Yuzuki Kunitaka@アグリパッド

地球を作る仕事をしています。アクアポニックスとよばれる水産養殖と水耕栽培を組み合わせた新しい循環型農業に取り組んでいます。農業者のコミュニティサービスも開発中です。モンドワークス株式会社 代表

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農業の暗黙知を集積・体系化するコミュニティサービス 「アグリパッド」

突然ですが、アグリパッドというサービスを作るよ!というのを綴ってみた投稿です。 農家さんのための、 農家さんたちが作るコミュニティサービスです🥕 あれ、これまでしていたアクアポニックスは?と思われた人もいるとおもいますが、ちゃんとアクポニも続けています。がっつり地球つくっています。これからの自分と会社とアクアポニックスの在り方はこちらに詳細書いたのでお時間ある方読んでみてください。ちなみに2019年4月から大阪の海遊館でアクアポニックスを展示するのでこちらもまた時期がきたら

    • 農業を今よりもっと良くしたいので、サービスも作るし生産者にもなるよ🥕

      本日、農業資材に特化した疑問や口コミを共有するサービス「アグリパッド」の事前登録をスタートしました。9月末にはベータ版を使ってもらえる予定です。 ※事前登録フォームは以下URL内にあります。 URL: https://www.agripad.jp/LandingPage これまでの課題これまでも農業者に向けたサービスを運営していました。どんなサービスかを簡単に説明すると「農業の現場に見え隠れしている経験や勘を誰でも分かりやすい形に表現するツール」、難しく言うと”暗黙知を

      • 愛でる体験で繋がる、一番平和なSNS(菜園ネットワークサービス)をつくる。

        今年もまた一つ歳を重ねました。 この数年、この時期に文章を書こうと思い至る機会がなかったのですが、なぜだろうと思い返すと毎夏は100BANCHのナナナナ祭というお祭りに出店していたので、いつも通りの完徹でアクアポニックスのプロダクトを作っていたか、作り終わって疲労と緊張がほどけて爆睡していた時か。そんなこんなの理由でいつもバタバタしていて、いつの間にか誕生日が過ぎていたんだと思い出しました。 100BANCHはパナソニックが2018年に創業100周年を迎えることを機に構想

        • 農業と工業を掛け合わせた生産の仕組み作り

          2019年末から世界中で猛威を振るうコロナウイルスによる経済打撃はいつまで続くのか見通しが立っていない。アフターコロナの世界がどうなるかの世の論調はさておき、このような世の情勢の煽りは地方も受けている。今回中心に話す農業分野においてもこれまで台風などの気候変動という天災に加えて、今年からは「疫病」の項目が加わった形なだけであって、これから懸念する点は本質的には変わらない。今後、これらの変数を常に念頭に置いた仕組みを作る必要がある。 工業分野は多岐にわたるが、地方における製品

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        農業の暗黙知を集積・体系化するコミュニティサービス 「アグリパッド」

          農業の「それ気になる!」を見える化します

          はじめまして(の方もいると思うので)、アグリパッドを開発しております、邦高 柚樹(くにたか ゆずき)です。 まず、このたび新型コロナウイルスの被害、影響に見舞われた方がいらっしゃいましたら、一日も早い快方へ向かう事と事態の沈静化を心よりお祈り申し上げます。 世の中では色々な話題が上がる最近ですが、 アグリパッド α版 をリリースする運びとなりました。 リリースするにあたり、開発やデザイン、設計から関わってくれたチームメンバーに本当に感謝です。本当にありがとうございます。

          農業の「それ気になる!」を見える化します

          アグリパッドの今とこれから

          こんにちは。モンドワークス(株)の邦高(@zooks_kunitaka)です。一年前くらいにアグリパッドという農家さんの栽培ノウハウを投稿・共有するコミュニティサービスを作りたいと宣言したのですが、実はもう一年が経っていてびっくりしています。 上のnoteがとても長文になってしまった(今さら文章を編集するとややこしい)ので、すごく簡単にいうと、オランダの水耕栽培をしていてその知見を広めようと国内で活動してましたが、農家さんに意見を聞いていた時に国内の農家さんに農業の技術情報

          アグリパッドの今とこれから

          農家にピッチデックは必要か?アグリテックにおける資本ケース - Do farmers need pitch decks? the case for capital in agri-tech

          このnoteは海外の記事を日本語翻訳したものです。海外は日本よりもテック化が進み合理性を求める傾向がありますが日本では必ずしもそれが正しいとは限りませんので、今後の農業界のテックの潮流の参考程度に読んで頂けると幸いです。 農家にピッチデック*は必要なのか?アグリテックにおける資本のケース - Do farmers need pitch decks? the case for capital in agri-tech 農業における資本不足に対処するということは、他のすべての

          農家にピッチデックは必要か?アグリテックにおける資本ケース - Do farmers need pitch decks? the case for capital in agri-tech

          スーパーマーケットの買い物体験を変化させ、ニューリテールの形を考える。その2(アイデア編)

           はじめに、このnoteで伝えたいことは、 ニューリテール(新小売)は、サプライヤー(生産)の形も変化させる。 ということである。日常は農業者という生産者サイドに立つ自分だからこそ思う課題とそれに対する仮説のアイデアを書いていこうと思う。数日前に、スーパーマーケットの買い物体験ってよく昔からある大型店や路面店の出店の形から変わっていないよね、消費の形はもっと多様に変化していくにも関わらず、その動きが遅い。という内容のnoteを書きました。お時間があればその1も是非読んでみ

          スーパーマーケットの買い物体験を変化させ、ニューリテールの形を考える。その2(アイデア編)

          スーパーマーケットの買い物体験を変化させ、ニューリテールの形を考える。その1

           今となっては電子商取引(E-Commerce)は皆さんの生活に欠かせない、当たり前の消費行動になっていますよね。経済産業省の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」の取りまとめによると、平成30年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、18.0兆円(前年16.5兆円、前年比8.96%増)に拡大しています。EC化率は、BtoC-ECで6.22%(前年比0.43ポイント増)、BtoB-ECで30.2%(前年

          スーパーマーケットの買い物体験を変化させ、ニューリテールの形を考える。その1

          2018年したこと、しなかったこと

          2018年を通して出来たこと成し遂げたこと(Done!)、そしてしようと掲げていたけれど出来なかったこと(Not Done.)一覧。ほとんどがアクアポニックス関連ですがその他もちょこっと。 2018年Not Doneリスト・十分な資金を調達できなかった(マネタイズできる絵を描けなかった)そしてこれを引きずりすぎた ・複業している側に引っ張られたが故に事業にフォーカスできなかった ・事業を短期的に捉えすぎていたため思い通りの線を辿らなかった ・生産サイドに手が回らなかった ・

          2018年したこと、しなかったこと

          武器よ、さらば。

          2018年もあと数日というところまできていますが自身の仕事は収まる気配を見せていない。来年初っ端からアメリカ出張とフルスロットルな2019年スタートとなりそうなのでもはやオンもオフもない。今これを書いている瞬間はオンなのかオフなのか境がない。これぞオンとオフのない生活。別に振り返りというわけではないが、来年以降どうしようかなと思っていることを言語化してみました。すごいラフに書くので悪しからず、悪しかり君カンボジアで元気にしてるかな。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ こんな

          深夜1時のあたたかい談義

          今はじつは渋谷に住んでいて、駅から歩いても10分で着いてしまうような場所だ。すごい街中で、人の行き交う姿も走る車も常に聞こえてくる。まさに眠らない町とはこのことかと思うくらい賑やかだ。 でもその賑やかさが時に虚しくすることもある。それは仕事がうまく回らず、思い通りに進まず頭を悩ませているときは賑やかな声や音は次第に雑音へ変わる。うるさいなあ、と思いながら帰ることが最近多い。自分の頭の中調子を測れるセンサーの役割もこの街は担ってくれるようだ。 そんな感じで落ち込む時は寝たらだい

          深夜1時のあたたかい談義

          サラダ記念日ではなく、サラダ革命を起こしたい。

          20代の後半戦に突入したことで日々感じることが身体の衰えとパフォーマンスのコントロールの難しさ。昔は当たり前ですが全然寝なくてもパフォーマンスを落とさずに行動が出来ていたけどやはりそこは人間です、頭が段々と回らなくなってきています。 あと、自分の身体と向き合う、というか見つめ直すことが多いのですが、周りの人と比較して自分のコンディションって意外とちょっとしたことで影響されやすいんだなと思ってきたこと。全てが、「そうだな、よく考えると〜」というのが多いのですが、アレルギーで注意

          サラダ記念日ではなく、サラダ革命を起こしたい。

          水で育てたものと土で育てたもの

          最近、青梅で無農薬野菜を栽培しているファームを訪れてきた。本当に圧巻と言わざるを得ないほど、手間と愛が込められた素晴らしい作物ばかりだった。太陽もかんかん照りではなく、雲がちょうど太陽を隠してくれて涼しい中で作業ができた。これほどまで有意義な休日だと感じる事ができたのが久しぶりだった。 お手伝いさせて頂いたのはコリアンダーの収穫前の雑草取り、スナップエンドウの収穫、ビーツの収穫、レタス苗の定植、そしておまけに梱包作業。太陽の中で作業しながら、雑草と間違えてコリアンダーをもぎ

          水で育てたものと土で育てたもの

          依存と信頼のすき間で

          2017年もあと数時間。実家に帰省していて大掃除したり、祖母の家を訪ねてはにんにく醤油でにこんだ手羽元を食べ、ほっこりしながら毎年考える。「今年はなにができたのかなぁ」と。いつもこのタイミングで考える、考えてしまう。実家ののほほんとした時間がときに心地よく、ときに居心地が悪くなる。今年は心地よさと居心地の悪さの差が大きくてなにか気持ち悪い。そわそわが止まらない。それだけ色々な体験を2017年にさせてもらったから。だから外に出て近くの喫茶店でコーヒーを飲みながらこうやって振り返

          依存と信頼のすき間で

          Greening of America

          「おまえ、革命しとんか?」 遡ること2年ほど前。 現代ではあまり聞き慣れないフレーズを放たれた介護施設の一室。そんな昔の記憶がフラッシュバックしながら喋っているのはわたしの大叔父。 実は、彼は東大卒の文学者であり、とある大学の名誉教授。 生粋の学者質の大叔父はイディッシュ文学というのを専門にしていた。わたしもイディッシュ語がなんなのかイマイチピンときていないが、ポーランド語の方言みたいなもので昔のドイツ語と認識していればよいくらい。学んでいることもエッジが効きまくってた、