「タイハクオウム」
アオイガイの七変化 第2回
歌舞伎の世界では、一人の俳優が七種の舞踊を連続して踊る芸を七変化と呼びます。
紫陽花の色変わりも同じ呼び方ですが、アオイガイの七変化の2回目は、体が大きくて長命な「タイハクオオム」(Umbrella cockatoo)です。
原産地はインドネシア。
標高300〜900mの森林や沼地やマングローブ林で群れで生息します。
全長約50cm、体重約600gと大柄で、主に果実や種子などを食べます。
とりわけ目立つのが、純白の頭の上の、傘のような冠羽で、英語名もこの冠に由来しています。(Umbrella cockatoo)
ペットとしても抜群の人気で、人になつき、とてもフレンドリーな性格。「犬のようなオウム」と呼ばれるほどで、なでられたり抱っこされるのも大好きです。
知能も高く、仰向けになっておどけたり、おもちゃで遊んだりします。
また、オウム・インコ類の寿命は10年ほどですが、タイハクオウムの寿命は40~50年。家族として、一生のお付き合いができます。
貝との約束は「割らない」「塗らない」「削らない」
第2回 「タイハクオウム」 貝の配役
からだ・羽毛:アオイガイ/ウラシマガイ 脚:カイコガイ
爪:ムラサキウニ 目: スガイ(ふた) 尾羽: マテガイ
冠羽:ヤカドツノガイ