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いつ何があるか分からないから。


いつどうなるか分からないと思った日。

久し振りの記事になります☺
今回は「いつどうなるか分からない」というテーマで記事を書こうと思います。

感覚的な問題でもあるかもしれませんが、今年は著名人の方の訃報を聞く機会が多かったような気がします。
中には子どもの頃から知っている方やまだ若いと思われる方まで。

それは自分や自分の身近な人も例外ではありません。
実際私自身、2年前にパニック障害になった際には「あ、もうダメだ」と人生で初めての「死」というものを意識しました。

止まらない動悸、痛む胸、吐き気。
そして全身がガクガクと震えて湧き出る冷や汗。
あの時のように、すぐに救急車に電話を掛けれるようにとスマホを握りしめていた日は無かったかもしれません。
当時は新型コロナウイルスになったばかりだったため、「まさかコロナの影響!?」と何度も思ったことを覚えています。

後に、それがパニック障害、適応障害から来るものであると知ったのですが、まさか自分が精神疾患になるとは微塵も思っていませんでしたし、
本当に本当に怖かったのを覚えています。

変わった意識。

症状が落ち着いてから、私は「いつ何があるか分からない」ということを常に頭に置くようになりました。

もちろん、常にそのようなことを考えていたら人生はつまらなくなってしまうと思います。
交通事故に遭ったら、急に病気になったら、大きな地震が起きたら。
挙げればきりがない程、世の中には「もしかしたら」が溢れています。

でも、その「もしかしたら」の時に何も準備ができていないのと、ある程度の準備ができているのは、自分の心の持ちようも全然違うと思ったのです。

その時から私が始めたのが「エンディングノート」でした。

エンディングノートって?

エンディングノート、と聞くと「なんだか縁起が悪い」「若い人には関係ないでしょ」と思う人もいるでしょう。
しかし、決してそんなことはありません。

確かに、今必ず必要なものではないかもしれません。
必要になる時が来ない方がいいに決まっています。
ですが万が一、のその時。
残された家族や恋人など、大切な人は自分のことをどれくらい知っているでしょうか。

エンディングノートには以下のような内容を記載します。

  • 遺産の分配に関する考え方

  • 介護や葬儀の希望

  • 家族や友人へのメッセージ

  • 契約中のサービスに関する情報

  • 財産について

  • 医療情報について

  • 遺品に関する希望

エンディングノートには、法的な効力はありません。
しかし、これらの内容があることで家族や恋人などの残された人が路頭に迷わずに済みます。

実際に私も苦しかった時に浮かんだのは、あまりにも整理できていない自分の身辺のことでした。
幸い身体には何も病気が無かったため、今こうして記事を書けているのですが、もしあの時そのまま倒れていたらと思うとゾッとします。

自分と向き合うために。

ここまで少し暗い内容を書いてしまいましたが、エンディングノートは決してそのようなものではありません。
今の自分を見直す、家族への想いを改めて考える、自分がこれから何をしたいか考える…などこれからの自分と向き合う、よいきっかけにもなります。

実際私もこれを書いたことで、今の自分にとって大切なものを考え直すことができましたし、これからの目標なども具体的になりました。
なかなか普段の生活で「将来の夢」なんて考えませんもんね。

もしエンディングノートを書こうか悩んでいる方がいるのであれば、いっそのこと書いてしまうことをおすすめします!
100円ショップ、ダイソーにも「自分ノート」が売っていますよ☺

まとめ

最近のニュースなどを見て、ふと思い立ったため、この記事を書かせていただきました。
どなたかの心に少しでも残っていただければ幸いです。
長々とした記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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