![新卒が紡ぐ_ファンマーケティング事例集3__1_](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16289103/rectangle_large_type_2_cf0847f0b921e93d44483a0994a268ed.png?width=1200)
新卒が紡ぐファンマーケティング事例集③
やあ。ぞの(@zony_52)だよ。
今回もファンマーケティングの事例をまとめていきます。前回、前々回の記事はこちらから
【1】横浜F・マリノスの事例
《ファンを育てようとする一般的なブランドとは異なり、「既に存在している優良なファンをいかに顕在化していくか」》
— ぞの (@zony_52) November 11, 2019
つまりはファンフルエンサー。ファンだけで企画してSNSを活用することもしているのだとか。スポーツクラブはファン巻き込みの先端やってるとこ多いなぁ〜https://t.co/b8I1j5YzNd
サッカーのクラブチームである横浜F・マリノスでは、ファンとクラブが一体となってチームを盛り上げる「沸騰プロジェクト」なるものがあるのだそう。その取り組みに関する一説で
当日のコンテンツはもちろんのこと、いかに発信していくか、プロモーションやコミュニケーション戦略にまで踏み込んでアイディアを出してもらう予定だ。沸騰プロジェクトに登録し、普段のSNS投稿企画やミーティングに参加してくれる彼らは、もはやファンの粋を飛び越えて、クラブと「共に戦って」いる。
とあるように、ファンと共にチームを作っていくという気概を感じることができる。実際、ファンがベースとなって考えられた施策を通じ、昨年同時期同カードと比べて、1万人以上(2万7,348人→3万8,561人)もの集客アップを実現したのだそう。
ファンがどこに熱量を抱くのかは団が一番よくわかっており、そのファンたちと共に施策を行っていく受容性を垣間見ることができる事例でした。
ps.最近Twitterで投稿したファン事例の中で一番いいねしてもらった投稿でした。内容も充実していたけど、OGPの大切さをなおさら実感しましたよ…。
【2】横浜DeNAベイスターズの事例
《ただ競技を見る場所から、野球観戦を中心としたエンターテイメントの提供というふうに進化しようとしています》
— ぞの (@zony_52) November 12, 2019
野球といいサッカーといい、横浜って地はファンを大事にした施策をやるチームが多い。スポーツチームと仕事するの目標したら頑張れそうな気がして来た⚾️https://t.co/0oP72eHtsZ
横浜ベイスターズの事例。「コミュニティボールパーク」化という構想のもと、屋上テラス席や個室観覧席、回遊デッキなど、新しいコンセプトを冠した席を増設したりして球場に足を運ぶハードルを低くする工夫をしています。
野球の楽しみ方は人それぞれでいい。イケメン選手を応援したいとか、お酒を飲みながらウンチクを語りたいとか。野球を軸にしたコミュニケーションの場になればいいと思っているんです。
というように、球場に足を運ぶ目的の多様性を受容し、その多様性に合わせた席の増設や、試合中のコンテンツを展開したりしました。
特に野球チームだとオフシーズンに配信が滞りがちになるのですが、ファンフェスティバルの開催はもちろん、17年にはハマスタレジェンドマッチを開催し歴代のOB選手がプレー。また、ドラフト会議のパブリックビューイングも行うなどしてファンとのつながりを定常的に持つ工夫もしてきました。
すると、2011年シーズンと比べ、観客動員1.8倍、ファンクラブ会員数14.4倍と飛躍的に増やすことに成功。新規の人たちに球場に足を運んでもらうように。ファンとのつながり、球場に足を運ぶ目的を認識した上での施策となっていたので、数字につながっていった事例となっています。
【3】三和交通(タクシー会社)の事例
《主な目的は採用ブランディング。「自社のことをどれだけ多くの方に知っていただけるか」を重視しているという。》
— ぞの (@zony_52) November 14, 2019
企業のYouTube利用ってアーカイブ的な役割がほとんどだけど、目的をしっかり持つと認知度アップにつながり、ブランディングにもつながる好事例https://t.co/UzfZhALp6j
企業のYouTubeの使い方といえばテレビCMのアーカイブや、商品紹介としての使われることが多いですが、三和交通はYouTuberみたいなことをしています。
▼例
コンテンツのジャンルがはまればファンになりやすいYouTubeにおいて彼らの目的は採用ブランディング。自社をどれだけ多くの人に知ってもらえるかを重視しているのだとか。
「企業の広報動画は真面目なトーンのものが多いですが、当社は炎上ギリギリを狙ったコンテンツにもチャレンジしています。YouTubeではいつも通りの明るくて楽しい社内の様子を発信したいと思っているからです」と和田氏。実際に就活生から「YouTubeを観ています」と言われることも増えている。
消費者が企業のファンになる一つの要素として「企業理念に共感していること」が挙げられます。
三和交通の例に置き換えると、社訓に『既存のあり方に捉われず継続的改善に努めよう』というものがあり、これを体現した結果がYouTubeとして具現化されているのではないかと考察しました。
他社ではやっていないことを積極的に取り組んでいく姿勢は就活生にとって新鮮であると思うし、目的の「採用ブランディング」に一役買っている好事例となっています。
最後に
いかがでしたか?
今回はスポーツチームの紹介が多くなりました。それだけ「スポーツ」「ファンマーケティング」は密接に結びついているということですね。
さて、僕の働いているトライバルメディアハウスではそんなファンマーケティングに焦点を当てた新サービスが始まりました。名前は「MO.ME」。
ファンとのつながりを作るサービスが始まりましたよー!
— ぞの (@zony_52) November 20, 2019
実際にファンの声を聞けてない企業さんが少なくないかと思いますが、有志なので熱量の高い人が集まります!
気軽な気持ちでファンの声を聞いてみては、、? https://t.co/Z9c5pFtQwg
実際のファンの声を少人数のミートアップを開いて聞いてみる、企業とファンのマッチングを支援するサービスです。
ここで上げた例(今回で言うと特に横浜F・マリノス)を見てもわかるように、ファンの声を応用させることで今まで以上の認知につながり、興味喚起につながり、ひいては購買につながっています。
しかし、ファンに対してどこに魅力をあるのかを聞く機会がなかったかと思います。そこで、このサービスです。ファンとのつながりを作ることもでき、ファンの声も聴けるなんて!画期的!すごい!
まだ走りたてのサービスではありますが、ふぁと共にぶらんどを大きくしていきたい企業様のお手伝いをさせていただけるようなものとなっておりますので、実際やってみたいけどわからないという方は僕まで個別に連絡をいただくか、会社のお問い合わせフォームまでご連絡くださいませ!
一緒にブランドの未来を作っていきましょう。
では、また。
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![西園諒@ツナガル](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6265756/profile_10121795d201c36e5690092c92548047.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)