【Bリーグ】2024-2025シーズン 地区分け
今回は新シーズンのB1の地区分けについて書いてみたいと思います。
地区分けとは何か
今シーズン、B1は全3地区(東地区・中地区・西地区)でこれは昨シーズンから変わらず、各地区8クラブで合計24クラブで戦うことになる。
昨シーズン終了時の結果によって、B2から2クラブ(滋賀・越谷)昇格、B1から2クラブ(信州・富山)がB2に降格しているが、地区分けは地理的に東側か、中側か、西側かという点で決められるため、昇降格によって構成される地区分けが変わる。ここが面白い点である。
なお、改めて地区分けのルールを確認すると以下のようになっている。
今シーズンの地区分け
結果今年のシーズンは以下のようになった。
地区分けの面白さ
ちなみに、この地区分けがなぜ面白いかというと、まずレギュラーシーズン1クラブ60試合ある中で同地区同士の試合数が多い、そして最後のチャンピオンシップトーナメントに出場出来るのは各地区上位2クラブ+全地区の3位以下の勝率上位2クラブ、という制度になっている為です。つまり、推しのクラブがあるのであれば、同地区に強いクラブが入ってほしくない、という気持ちも当然あるだろうし、アウェイ遠征して応援する方にとってはどこに行く回数が増えるか、ということもあるだろう。
現時点のクラブの顔ぶれを見ると明らかなのだが、首都圏に多い、愛知県に多い、ということがあって、どっちが東?どっちが西?という論争はよく起こっている。
先ほどのルールに基づけば判定出来るのだが、名古屋と名のつく名古屋ダイヤモンドドルフィンズとファイティングイーグルス名古屋が異なる地区にいたシーズンなどはかなり混乱したものだ。
マニアックな話になるとみな自由に話したがるから、練習拠点はここだとか、名前の由来はなんだ、とか色々混ざってくるし、それが楽しい。
昨シーズン、長崎ヴェルカと佐賀バルーナーズが昇格してきた時には、九州勢(明らかに西地区)が増加して地区分けに大きな影響を及ぼしたが、今年は比較的混乱もなく、名古屋勢はみんな中地区に入り、きれいな分かれ方をしたといえるだろう。
今後どうなるのか
なお、2025-2026シーズンは2024-2025シーズンからの降格は無しで、全体を2地区で行われることが発表されている。
これはB革新構想に向けた初手ということになるだろう。すなわちNBAなどと同様の2カンファレンス制。たぶんまだ発表されていないが、チャンピオンシップも各地区別で当てていくような方式になっていくと想定される。このあたりはまた書いていきたいと思います。
最初、各地区の予想として東地区の予想を書こうと思ったのですが、地区分けについて色々書いていたら長くなったので、地区別の予想は別の投稿で書こうと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?