見出し画像

【Bリーグ-アリーナ探訪-】オープンハウスアリーナ太田

Bリーグクラブのホームアリーナ紹介の第一弾として、群馬クレインサンダーズのオープンハウスアリーナについて、バスケ観戦者目線で書いていきたいと思います。

通称オプアリと呼ばれるこのアリーナは、正式名称は『太田市総合体育館』で、命名権による現在の名前は『OPEN HOUSE ARENA OTA(オープンハウス・アリーナ・オオタ)』。収容人数は5,000人規模。
B1クラブの群馬クレインサンダーズが本拠地としており、2023年4月に完成した。

センタービジョンは縦4.25メートル、横7.5メートルのメインビジョンを中心に14面設置され、その全てが独立して上下に可動することができ、このタイプのビジョンは日本初。
総面積は6100インチと国内屋内アリーナ最大のビジョン。また、エルアコースティック社製のサウンドシステムが導入され、天井には50機のスピーカーと24機のサブウーハーが設置されており、日本トップクラスの音響設備を備えられている。


アリーナの雰囲気がすごい

筆者撮影

公式の説明にもあるように、会場が1つの塊となって、センタービジョンや座席まわりにあるサークルビジョン、そして、光や映像、音楽が一体となっていて、かなり非日常を感じられる雰囲気を作っている。
沖縄アリーナのような8,000人規模ではなく、5,000人規模ということもあり、天井もそこまで高くなく、比較的コンパクトだからこそ、会場のどこにいてもコートが近く、それによって生み出されるこの雰囲気はオプアリが持つ特徴であろう。

ビジョンが特に見やすい

筆者撮影

このビジョンの構造は私が今まで見てきた中では日本一ではないかと思う。
上部のサークル状のビジョンは、ディフェンスやオフェンスのファンのコールを促すもので動的であり、四方に向かうライブ映像は、どこの位置からでも見やすい。オプアリの場合は、どこの席から見ても比較的コートは近く感じるのであるが、ビジョンの映像は、フリースロー時は正面からのカメラ、ファウルや盛り上がったプレーの場合はリプレイを出してくれるなど、会場の雰囲気づくりにも一躍買っている。
また、スコアボードも非常に見やすく、各プレイヤーの点数とファウルの表示もくっきりしていて視認性が高い。これがコート内からの場合は、内側にビジョンがあり、選手自信も確認しやすいようになっているという点も素晴らしい。

飲食が面白い

オプアリの飲食はアリーナ内と外両方ともにある。

筆者撮影

中の飲食では、群馬クレインサンダーズオリジナルの商品が多くあるため、カップなどにもクラブオリジナルロゴが入っている。


筆者撮影

また、外にはゲーム時に10以上のキッチンカーが出店していて、有名なのは、元体操選手の池谷直樹さんが出されているたこ焼き屋さん。
御本人が自ら作っている時もあり、一緒に写真を撮ることもできる。

アクセス

駐車場も多く設定されているため、地元の方は車で来場する方が多いかもしれないが、アウェイからの方は、バスかタクシーで来ることになるだろう。
地図上ではもう少し近い駅もあるように見えるが、複数の路線やターミナルという関係上で、やはり太田駅からアクセスするのが良いと思います。


筆者撮影

群馬クレインサンダーズの試合時には無料シャトルバスもかなりの本数出してくれているので、それを使うのがおすすめです。運が良ければ、選手が遠征時に使用しているクラブラッピングされたバスに乗車することも出来るようです。

なお、無料シャトルバスの乗り場は通常のバス乗り場からは離れているため、気をつけてください。
詳細はクラブのページに掲載されていますので、都度ご確認ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?