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【Bリーグ】2024-2025シーズン Bリーグ東地区各クラブについて(後半)

今日は東地区について書く後半。
後半4クラブに触れていきます。

前半はこちら↓




※かなり限定的な情報での個人的な印象なので色々間違っていたら申し訳ありません…


宇都宮ブレックス

昨シーズン、東地区で圧倒的な強さを見せながらもチャンピオンシップでは惜しくも敗退してしまったが、今シーズンは昨シーズンからの継続選手のみというロスターで臨む。変化は小川のプロ契約と、四家の越谷移籍のみ。
優勝した2021-2022シーズンからほぼ変えずに上位の地位をかため、昨シーズンはD・J・ニュービルとギャビン・エドワーズ(帰化)を入れることで、オフェンスにおいては比江島・ニュービルという最強のバックコートを形成し、ギャビン、ジェレット、フォトゥ、竹内公輔というこれまた強力なフロントコート。そこに優勝経験のある遠藤、鵤、渡邉。実質的にコーチ的な役割を持つレジェンド田臥。成長著しい高島、小川、村岸という布陣。
日本代表ACも務めた佐々(のりお)が琉球に戻り、ブラスウェルコーチがHCに昇格したが、継続性という観点では盤石だろう。

今期大型補強をした信州とのプレシーズンマッチでも早速完成度の高さを見せているようで、今シーズンの東地区でも中心となっていくだろう。
特に小川は日本代表の育成枠としても期待される大型PGであり、今シーズンの覚醒に期待大。


群馬クレインサンダーズ

ここ数シーズン、スポンサーであるオープンハウスや地元のバックアップにより、アリーナやロスターの強力な補強を重ねてきた群馬。
昨年時点でも期待は大きかっただけに、クラブとしては今シーズンを飛躍の年にしたいだろう。
今シーズンロスターにおいては、五十嵐、並里というリーグを代表するベテランPGが移籍、若手としての期待も大きい星野、木村も新天地へ向かった。
補強としては、川崎の一時代を築いたリーグ屈指の点取り屋の藤井を加え、辻との川崎コンビが復活。更に三遠で日本代表候補まで成長したピュアシューター細川、日本人ビッグマンとしてローテーションに組み込めるマシュー・アキノ。他に日本人ビッグマンとしても野本、八村もおり、バランスはかなり豪華。
トレイ・ジョーンズ、マイケル・パーカーの元千葉コンビに、コー・フリッピンと藤井祐眞、ナイスガイなビッグマン、ターズスキーが同時に出て超速バスケを展開して、ベンチに辻がいるというのは、もはや”ズルい”というレベルではないだろうか。
そして、昨シーズン広島を大逆転でチャンピオンシップ優勝に導いたカイル・ミリングHCを招聘。完成度を高めれば確実に台風の目になるクラブだ。


越谷アルファーズ

安斎竜三HCとともに見事B1昇格を見せた昨シーズン。
安斎HCのバスケを理解する元宇都宮ブレックスの選手が多いことでも有名。
昇格にあたって様々なドラマがあったのだろう、退団・加入は活発なオフになった。
ビッグマンでは小寺さん、バッツ、ハーパーが退団。名古屋Dからはブラジル代表経験のあるソアレス、NBAも見据える期待のフィリピンの至宝カイ・ソットを広島(昨シーズンは途中から横浜)から、そしてもはや鉄人といっていいだろうジェフ・ギブスだ。昇格を支えた菊池祥平はA東京に返り咲き、ついに掴んだ昇格の仕事を果たした長谷川は今シーズンこそは昇格したいA千葉のB2に戻るというニュースもあった。闘将橋本竜馬が加入。ベテランと若手のバランスが良い、数年先も見据えたロスター構成といえるだろう。
個人的には、Bリーマンとして数少ないキャリアを歩んでいた二宮康平が引退をしたのも大きなニュースだった。

昇格1シーズン目ということで連勝続きというわけにはいかないだろうが、選手はみなB1のトップクラブ経験者であり、名将安斎HCのもとでどのような戦いを見せてくれるか楽しみだ。

千葉ジェッツ

昨シーズン途中までは怪我などもあり安定して勝ち星を積み上げられなかった千葉J。しかし、ワイルドカードで食い込むとさすがの勝負強さを見せたのは印象的だった。
今オフもHCにはドイツ代表HCを招聘予定が破棄となり少し揺れてはいるが、ロスターはやはり堅い。
シーズン途中から戻ってきたスミス、そして大黒柱ムーニーは残し、外国籍はクックス、ステフェンズ、帰化枠のアイラが退団。オーストラリアNBLの中心プレイヤーのホグ、そして中国から大型センターのオウを追加。怪我に苦しんだ大倉はA東京に移籍したが、原修太と仲良しの田代直希、そして今オフ最強のニュースだったワタナビーを獲得した。
ハンドラーのバランスを考えて、どのようなローテーションを組んでくるか。富樫・スミスのダブルハンドラーで、ナビ・ホグ・オウもアーリーオフェンス強すぎるし、昨シーズン同様成長著しい小川をスミスと交代させ、オウをムーニーにするのもよい。ここに日本代表候補の原や金近、仕事人の西村、荒尾、田代もいるというのは豪華以外の何ものでもない。
超豪華な、ららアリーナも完成し、HCもNBAから招聘、千葉ジェッツ黄金時代が帰ってくるかもしれない。


ここまで書いてきて、東地区、というかBリーグ全体、どんだけ豪華なんだ、全ての試合が見逃せないというワクワクが止まりません。
次回は中地区について書いていきます!

記事制作にあたって、こちらの契約状況まとめを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。


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