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【2024-2025】Bリーグ 東地区チャンピオンシップ争い

ここまで各地区別に各クラブのレビューをしてきたが、今回からは地区別のチャンピオンシップ争いについて書いていきたいと思う。

今回は東地区について。

Bリーグ公式

以前の記事でも書いてきたが、今シーズンは越谷の昇格によって越谷がB1東地区に入り、A東京が中地区に移動する形となった。

昨シーズンと同様の動きを見せるか

昨シーズンは東地区順位は、1位宇都宮、2位A東京東京、3位千葉ジェッツ(ワイルドカード)がチャンピオンシップ進出を果たした。
千葉ジェッツはワイルドカード2位でSR渋谷と同勝率、直接対決での得失点差という際どい形でのCS出場であったが、宇都宮とA東京はリーグ全体を見渡しても勝率上位1、2位ということで圧倒的な強さを見せていた。

Bリーグ公式より

今シーズンの東地区の構成で続くクラブとしては、群馬、秋田が続く。
特に群馬は今期大幅な補強をしたクラブでもあり、勝率を5割から6割と上げてくればCS出場チームレベルになってくる。
しかしながら、宇都宮は昨シーズン51勝したところからほぼロスターを変えずに来ており、千葉はワタナビーやホグが加入、こちらも昨年以上の戦力だといえるだろう。そうすれば、まずオーソドックスな予想をするのであれば、宇都宮と千葉が東地区としてはチャンピオンシップ出場チームとなる可能性が高い。

ワイルドカード争いに食い込むのは?

群馬は間違いなく東地区での出場権争いやリーグ全体のワイルドカード争いにも参入してくる可能性を持っている。
ロスターやHCが変わっているためシーズンインまでにどの程度まで完成度が高められるかは未知数であるが、カイル・ミリングHCは昨年ワイルドカードから優勝まで果たした人物であり、その手腕も期待される。
また、次点では、昨年の成績からしても若干のメンバー変更はあるものの秋田は一定の強さを見せるだろう。
また、仙台は一貫した成長を見せており、今シーズンは昨年果たせなかった勝率5割だけでなく、CS出場を目標に、上位をおぼやかすような存在になっていく可能性がある。

今シーズンはB1からの降格が無いことが既に発表されており、ここまでB1にとどまったB.Premierを目指すB1クラブは安心だ。
昨年降格をなんとか免れた茨城や、何度も降格を逃れてきた北海道、B1昇格初年度となる越谷など東地区は勝率の面では決して高いクラブばかりではない。
B.Premierに向けては今シーズンは戦績もさることながら、各クラブが経営の面でも基準をクリアしていくような取り組みが強化されていくだろう(アリーナ、入場者数、売上など)。


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