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【Bリーグ】今シーズンB2予想〜昇格はどのクラブが勝ち取るか〜

今回は、2024-2025シーズン終了後にB2からB1に昇格するクラブがどこになるかを、まだシーズンイン前ではありますが、予想していきたいと思います。


昇格条件は?

まず、今シーズン終了時点での昇格条件を見ていきたいと思います。

Bリーグ公式より

今シーズンはB1からの降格がなく、B2→B1の昇格は昨シーズン同様になります。
B2リーグ年間最終順位4位以内かつB1ライセンス有のクラブの内、B2年間最終順位上位2クラブ。

年間最終順位はレギュラーシーズン及びチャンピオンシップの結果次第で、ライセンスの方は、11月申請→3月頃に来シーズンのライセンスが交付する流れとなっています。

今シーズンスタート時点でのライセンスは以下となっています。

Bリーグライセンス発表(2024年4月23日)
Bリーグライセンス発表(2024年4月23日)

来シーズンにB1に昇格するためには、シーズン成績だけでなく、B1ライセンスをシーズン中に取得・維持すること、つまりクラブ経営としてBリーグが定める健全性などを高める必要があります。
そうでなければ、成績が良かったとしても、昇格は実らずということになってしまいます。
この点は各クラブを応援している皆さんはしっかりと確認しておくことが大切です。

B1から降格の2クラブは再度B1に戻ることができるか

昨シーズンからの降格は、富山と信州ですが、富山は日本人選手の多くは継続するものの、外国籍やベテランの中心である小野や伊藤が移籍となり、少し立て直しが求められるようなシーズンになりそう。
一方で、信州は基本は変えずとも、ビュフォード、チェンバース、渡邉飛勇という大型補強を敢行して、B1再昇格への期待感が非常に高まっているといえる。

勢力図の変更と依然強いA千葉

昨シーズンB2でレギュラーシーズンぶっちぎりの勝利数を誇るものの、チャンピオンシップで越谷に敗れ、2シーズン連続での昇格を逃したA千葉は、今シーズンも選手をほぼ変えずに継続性を重視する方針を取った。そこに、越谷を昨シーズン昇格に導いた長谷川が加入して、今年こそはというシーズンになるだろう。新卒の黒川やベテランの大塚や熊谷のバックコート陣をB1でも十分戦える戦力であり、フロントコート陣とのケミストリーがうまくいけば間違いなくB2でもトップレベルの成績を残すと見込まれる。
注目は、ライジングゼファーフクオカである。
昨シーズンも大きな補強を行い、チャンピオンシップ出場を果たしたが、今シーズンは、ジョシュア・スミス(富山で浜口HCと経験あり)、ジャスティン・バーレル(滋賀を昇格に導く)を獲得、三河から橋本・中村、さいたまから帰化枠でクリークモア、大阪から西川を獲得。もはや戦力だけでいえばB1クラスといえるだろう。

B3からの昇格組は?

昇格組の鹿児島と福井については、特に福井のB1レベルの補強が注目であろう。
伊佐HCのSR渋谷時代の選手たちが渡辺・田渡に加えてライアン・ケリー、西野曜が加入した。ライアン・ケリーはNBAロサンゼルス・レイカーズでコービー・ブライアントともプレイしたことがある名門デューク大出身の選手であり211cmの長身ながら3〜5番ポジションをこなす器用なプレイヤー。西野も日本人ビッグマンならが機動力と華麗なステップを得意とする。
また、群馬からはスラムダンク奨学生経験者の木村を獲得。群馬では中々難しい部分もあったが、将来性豊かでフィジカルとスペシャルなシュート能力を持っている選手だ。

B1昇格予想

昇格予想としては、最有力はA千葉。
続いては、積極補強を行った信州の再昇格。
そこに続いて、福岡と福井が次点で可能性を持っている。
と予想します。
シーズン途中の怪我などのトラブルやライセンスの課題を持つクラブもあるので、まだわからないが、現時点ではこの予想としたいと思います!

B2もレベルの高い戦いが繰り広げられることが想像されるので、シーズンインがとても楽しみです。

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