【Bリーグ-アリーナ探訪-】越谷市立総合体育館
Bリーグクラブのホームアリーナ紹介の第6弾として、越谷アルファーズのホームアリーナである、越谷市立総合体育館について、バスケ観戦者目線で書いていきたいと思います。
https://www.koshigaya-alphas.com/news/detail/id=44419
越谷市立総合体育館は、越谷アルファーズが拠点とする越谷市の公立総合体育館である。
一帯は越谷総合公園として、野球場や多目的グラウンド、テニスコート、プールなどがあり、広大な敷地。
とてもきれいに整備されていて、空も広く、気持ちいい環境だ。
越谷アルファーズは、B.PREMIER参入を目指すことを表明していて、現在の越谷市立総合体育館ではVIPラウンジや席数などで不十分ではあり、今後、越谷レイクタウンなどでの建設を希望しているが、市の財政面などから中々うまくいかず、直近の初回B.PREMIER審査においてはクリアとはなっていない。中長期的な目線で、28年〜29年頃での参入を目指しており、当分は現在のホームアリーナを使用し続けることになるだろう。
ザ・市民体育館
各市区町村にある総合運動公園は様々な運動競技場が集約されており、市民スポーツの象徴といえる場所だろう。
越谷市立総合体育館もとても気持ちいい環境に立地しており、周辺には池などあり、市民がゆっくり過ごすことができる場所になっている。
アリーナ内も、アリーナというよりは、ザ・市民体育館で、入口には管理人室があり、入場口も少なく、通路も率直にいって狭い。
しかしながら、なんと言えばよいのか、アットホームだと感じる。
越谷アルファーズは、その歴史を考えても、1997年に大塚商会アルファーズという実業団からはじまり、B3参入、そして今シーズンからB1への昇格を果たしたクラブだ。
その歴史は、まさに越谷と共にあり、越谷という地域におけるプロスポーツクラブであることそのものが価値であろう。
その長い歴史の中で越谷市民とともに作り上げてきたホームアリーナは、狭いながらも趣向が凝らされており、ポイントプログラムやグルメなど様々な企画が目白押しという印象を受けた。
一言でいえば、落ち着くアリーナ。
良心的な価格で手作り感のあるグルメ。
越谷のホームアリーナではアルファーズのカップに入ったビール(中身は、プレモルやスーパードライ、一番搾りなど複数の種類がお店毎に用意されていた)、イタリアン、メキシカン、越谷といえばのねぎにちなんだグルメ、ポップコーン、その場でホットプレートで焼いているフランクフルト、、、などなど、各出店者がそれぞれそそられる飲食を用意してくれている。
そして、全体的に感じたのは、良心的な価格ということ。
昨今、各アリーナでは、しょうがないなーと思いつつもグルメやドリンクがとっても高いなと感じるのは私だけではないと思うのですが、越谷ではその分がそこまで感じられない。恐らく今後は上がってしまうかもしれませんが、その時には他アリーナでも更に上がっていることでしょう…
全体的に広く取られた観戦スペース
競技エリアはかなり広く、増設された席も含めて、比較的広い体育館である。
プロバスケットボール専用ではないため、このスペース必要か?と思うところもあるが、都度席を増設している関係上、中々難しいところもあるのだろう。
逆にとらえれば、昨今のギチギチの観戦環境と比較すると、ゆったりとした気持ちで観戦できるという印象も受ける。
アクセス
運動公園内にあるという都合上、駅からのアクセスは悪く、基本的には、越谷駅もしくは南越谷駅からのバスでのアクセスとなっている。
バスは試合前後には増便されていて、特に帰路では並ぶ必要はあるが、どんどんバスが来るため、待ちぼうけ、ということにはならない。
また、越谷駅は東武線、南越谷駅は東武線と武蔵野線が通っていて、東武線は東京方面からみた場合に東京メトロ半蔵門線・日比谷線と直通運転しているため、時間はかかるが、座れればそれほど遠くは感じない場所といえる。
アウェイチームの応援を考えても、東京方面からのアクセスは比較的良いアリーナといえるだろう。
また、越谷駅にある東武ストア?では、越谷アルファーズグッズも揃えられていて、街全体でアルファーズを応援しているという雰囲気が感じられる。
東京方面からもアクセスがよく、市民のクラブである雰囲気を存分に味わえる越谷アルファーズのホームアリーナ、越谷市立総合体育館。
ぜひ、訪れてみてください!