2023MYベスト映画・ドラマBEST10
公開日とか関係なしに、私が完全に2023年付近に見た映画とドラマのベスト10を今回も独断と偏見になりますが。発表いたします。いきなり1位からの発表となります。
今年はドキュメンタリーブームが私に到来したためキュメンタリー多めです。
1位 ニューヨーカーの暮らし方 HOWTOWITHJOHNWILSON
めちゃくちゃ面白い、本当にいろんな人に見て欲しいぐらいセンスが最高。
私の笑いのツボに上手くハマっただけなので、面白いかは好みではあるが・・・
きっと真似したい芸大生や若手の映像クリエーターいそうだけど絶対真似出来ない圧倒的センスがここに集約されている。私は何回でも見たい人生映画ならぬ人生ドキュメン作品だ。
ニューヨークの暮らしを独自の視点で紹介するんやけど1人でしてるぽく見せて、地味に作家がいっぱい入ってるので秀逸。こーゆー作品ってちょっと間違ったら嫌味になるんやけどこの塩梅なんなんやろか?
とりあえず見てほしい。U-nextで見れる。
2位 リハーサル -ネイサンのやりすぎ予行演習 therehearsal
これは1位のニューヨーカーの暮らし方の作家の1人が作ったドキュメンタリードラマ?であっちにハマったたらこっちも見るべきみたいな口コミで知った。
主役、PDのネイサンが鬼才過ぎてついてけない。お金のかけ方が異次元すぎるし内容は多分全部が全部フィクションで重なり重なりでノーランより鬼才で狂気。
ただただアメリカンコメディの頂点見たって感じ。結構お笑い濃度濃い目でユルくない。頭使う。これはツボる人めちゃツボるやつ。傑作やからしんどくなるかも逆に無理な人もいると思うので人を選ぶ作品だ。
3位 フェンス
いつからか日本のドラマが面白くなくて話題作も一応見てるけどほぼ不発が多い、昔は本当にドラマをよく見てた、純粋に良い作品、上手い演技を提供してほしのに、日本の劣化を感じる。
本当にアンナチュラルぶりに日本のドラマに惹き込まれた。野木さんの描く女性像が毎回カッコ良くて強い頭がいい。
内容は地上波では出来ないから余計にディープ。フェミニズム要素も強いしジェンダー論、差別、歴史、沖縄でなくても問題に共感出来る。
映画の前編と後編あるやつのクォリティーで映画でも良かったんじゃないかと思う。これぞ、野木亜紀子作品って感じでコレコレ!テンション上がるとこあり。
松岡茉優強い女性が最高に似合う。JO1の與那城奨がアイドルなのに演技がとても上手いので見てて違和感なし。
wowow無料トライアルあるから契約推進。
4位 ザ・グローリー
韓流ドラマ唯一のランクイン、今年韓流結構見たけどこれを超える作品はなかった。
化粧っけがないソン・ヘギョ、主役クラスのイム・ジヨンとシン・イェウンを悪役になるざるえないほどの貫禄とオーラ。パク・ソンフン前回のドラマド真面目公務員役からの振り幅。どこまで計画が張られてるかもわからんのでハラハラする。
復讐のテーマであるジワジワ感がこの作品の醍醐味だと思う。囲碁に掛け合わせあって派手にするんじゃなくて陰湿に追い詰める系の復讐劇あっぱれやと思う。最後の1話は蛇足のような、解決出来てないみたいなとこはあるけど総合的にはすごく良かったな。
5位 サンクチュアリ聖域
王道過ぎて良い。一ノ瀬ワタルが脇役俳優から一気に人気俳優まで上り詰めた代表作とかそんな瞬間に立ち会えた作品。日本の近年の女優、俳優は出世作や代表作ってドラマや映画の劣化であんまりない人多くてみんなコツコツ数をこなしてる感じがする。
根本的に私が相撲女子なのでかなり漫画好き男子並みに興奮したしのも大きい。
一般層は前半少し我慢が必要になる人がいるかもしれんので漫画か相撲好きじゃない女友達にはおすすめは厳しい?
俳優の配置が完璧で古き良きお金をかけた日本の映画みたいで久しぶりに日本作品ヒットやなと感じた。
6位 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
賛否あるかもしれんが、私は普通にエブエブ良過ぎた層です。私がクリエーティブな仕事をしてるので監督が天才過ぎて本当に凡人の自分からしたら憧れる。
理解できる人には最高な映画なんやろなと思う。前半の途中で話を理解出来てからな泣ける、人生経験の差でも捉え方変わると思う。自分の人生こんなはずじゃ勢には響くのか?これは絶対に2回見るの必須。てか、こんか作品考えれるのまじでぶっ飛んでる本当に尊敬する。
7位 スープの国 韓国汁物紀行
Netflixの食べ物系ドキュメンタリーで1番番組としての作りが視聴者が求めてた感じやし、早いスパンでお店を紹介していくのもいいしなにより全部美味しそう。
旅人3人のバランスがいい。明るい女優と食べること大好きな俳優と気難しいタモさんみたいな漫画家がいて◎
その後の惣菜の国とキムチの国の良いので3本とも視聴してほしい。
第二弾と三弾オマゴルのミミ合流でより世界にアピールしてきたのか、華やかさまして良いけど、前の女優の方が私はいいと思う。
とりあえずこのシリーズ好きで食ドキュメンタリーでは個人的にNetflixではこれに勝てるものなしぐらいに番組の作りが上手い、作り手の生い立ちじゃなくてみんな食が見たいのよ結局っていう結論になれる。
8位 Barbie
私がグレタ・ガーウィグをロールモデルってのもある。昔はソフィアコッポラの人も多かったが最近はグレタに流れてる人とても多い気がする。ソフィアの令和版がグレタという感じ。
グレタの作品はどれも好きで、女優時代の作品も何個か見てるけど彼女の監督してる作品の勝ちだと感じる。フェミニズムの思想の方向性に共感できる。
この映画が全米1位になって上映されるのが2023年ってことが遅すぎたなって思う。フェミニズムを勉強してきた自分には当たり前のこととしてもう定着し戦い続けた価値観だけどフェミニスト向けというかは一般女性向け。で男女それぞれ状況の価値観で捉え方変わりそう。良作なので男性にも見てほしい。
9位 シー・セッドその名を暴け SHESADE
アマプラが意図的に配信したと思うme too運動の始まりの物語。
ジャニーズ問題をBBCは取り上げるのにアメリカは…っと思ってたがそや、これがつい最近の出来事でアメリカも性加害問題、人権問題遅れてる国やったわと再確認。この作品日本人のジャーナリストやテレビ局員に見てほしい。一つの勇気と行動で時代が動き変わるそう思ってアマプラは配信してくれたと思う。
この映画はすごく秀逸、スピード感あり、実際の性加害の描写なし、悪者は顔すら映さない、キャリー・マンガンとゾーイ・カザンお洒落で綺麗で見てて飽きさせてないし。
実際日本にもこんな感じの記者がいたらもっとジャニーズ問題は進展するし人種の性格や教養で人権意識の差を感じた。
10位 エルヴィス
普通に好き。体調悪い時期で映画館行けなかったけど、やはり行けばよかったと後悔した。
私がバズ・ラーマンの世界観で学生時代育ってて好きってのが大きいのとエルヴィス知らないのもあってめちゃ良かったな。曲が良すぎる。
賛否あるかもやけどバズ・ラーマン好きな人は楽しめる。主役がめちゃイケメンこの寂しそうな目をしてるイケメン俳優ツボ。今後も売れてほしい期待。
終わりに
また1年後2024年バージョンでお会いしましょう。良いお年を。