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サッカーコーチ/うまい選手ではなくいい選手を https://youtube.com/channel/UCFuyKfHTTqZn1MPcEgqjpMA

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マガジン

  • 学校教育とスポーツにおける言語化

最近の記事

インテグラルトレーニングとは?〜時間軸と動機付け〜

トレーニング方法は「アナリティックトレーニング」「グローバルトレーニング」「システミコトレーニング」「ダイナミクストレーニング」「エコロジカルトレーニング」などのように数多く存在します。 解釈の違いから定義にも差はあるようですが、そもそも階層が異なるものも混在しているように感じています。 これらは次の言葉を参考に分類できると考えています。 水が火を消すために不可欠な手段であることはよく知られている。しかし、もし水を構成要素である水素と酸素に分けると、どちらの物質も水を消

    • 近年のサッカーの潮流と要素還元的な考えの限界

      かつては指導者の戦術がチームの全体像を決め、全ての局面において指導者の戦術が基準となっていました。 集団の規律を保つため、ピッチ上にて定められた基準外の行動は許されなかったようです。 このような線形の捉え方はトレーニングにも反映され、要素還元的なトレーニングが主流でした。 要素還元とはどんなに複雑なものでも、それを構成する要素に細かく分解しそれらの個別の要素を理解すれば、全体の理解へとつながるという考え方です。 つまり、サッカーという大きな構造の中で、パスやシュート、

      • サッカーで求められる意思決定とは?

        ビトール・フラーデ氏は「サッカーとはカオスとフラクタルの対立である」と述べています。 林舞輝氏はこれについて以下のように説明しています。 ここでいうカオスとは、理論的には、ある初期状態が分かれば自ずとその後のすべての状態の変化が決定され予測できるはずなのに、現実の力学の世界では、様々な要素が複雑に絡み合っているためにほんの少しの条件の違いによって最後の結果が大きく変わってしまうことから正しく予測することは不可能であるというものだ。(中略)では、サッカーはフラクタルである、

        • JFAの掲げるサッカーの特性から考えられること 〜線形/非線形〜

           JFA(日本サッカー協会)はサッカーの特性として、次の7つを挙げています。 ⑴ 競争 ⑵勝利 ⑶ルール ⑷自由 ⑸決断 ⑹連続性(攻守) ⑺チームプレー(協働) サッカーは相手と競い合うスポーツで、相手に勝つためにプレーするのが重要です。 ルールを尊重しながら技能を高め、役割や責任のある中で自分で決断しプレーできる自由が与えられています。 攻守が常に連続しており、その中で選手自身が判断し決断を繰り返す、個人が判断し決断して責任あるプレーを行うことで、チームプレーにつ

        • インテグラルトレーニングとは?〜時間軸と動機付け〜

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          6本

        記事

          言語化することが本当に正しいのか?

          サッカーは自由なスポーツであり、自由とは状況に則したプレーを選択する自由であって、自分がやりたいプレーをするのはカオスです。 このような特性から、サッカーではどのように意思決定を下すかが重要視されます。 意思決定を下すためにはチームの基準が必要で、その基準を言語化して示すチームが、プロクラブだけでなく育成年代の街クラブにも増えました。 ゲームモデルという考え方です。 指導者にとって、自分の言葉で変わる子どもは可愛く思えます。 一方で、自分の言葉によって理解から遠ざか

          言語化することが本当に正しいのか?

          はじめに

          スポーツをする目的は人によって様々です。 スポーツには、協力することや主張すること、規律を守ること、努力することなど社会で役割を果たすための要素が詰まっています。 このため、特に育成年代の部活動やクラブチームは教育的側面を求められることから避けられないように思えます。 私自身、サッカーを通して様々な人と出会い経験をし、非常に大きな影響を受けてきました。 サッカーの魅力の1つとして、自分の責任でリスクを侵すことができるということが挙げられます。 これはサッカーの性質上

          はじめに