若手社員に送る圧倒的に成長するための習慣①:内省

こんにちは。

私は、現在、組織人事系のコンサルタントとして働いています。

今回は、入社1,2年目の方々を対象に、圧倒的な成長をするための方法を綴っていきたいと思います。


今回紹介するのは「内省」です。


僕は毎日内省して、考えたことをノートにメモをしまくっています。


メモをする内容は様々ですが、
仕事の計画、振り返り、上司からのフィードバック内容、思いついたこと、本を読んで業務に活かせると思ったことなど様々です。


毎日見開き1ページがびっしり埋まります。


メモをすると何が良いかと言うと


・思考が整理される
→自分が抱えいてるタスクや今抱えている悩みなどがどんどん書き出されていくため「なんとなくもやもやする」ということがなくなります。

・次のミスがなくなる
→ミスしたときには、ミスした要因と、次の改善策などを書き出します。
 ぼんやり頭の中で考えているだけでなく、書き出すと要因の深堀りがしっかりできるようになります。

・気づきが増える
→何でもかんでもメモをする習慣が身につくと、周りのこと全てから学べるようになってきます。
 例えば、社内の資料を読んだときに、「うちの会社、こんなことやっているんだ」と漠然と感動するだけではなくて
 「こんな資料を作るには、どうすれば良いのだろうか?この資料を作成できる人と、自分の差分は何だろうか?それはどうやって埋められるのだろうか?多分、これは○○の知識が自分には足りないんだろう。今月中に、○○に関する知識を自分で習得するようにしよう」というように深い部分まで考えるようになります。

など。
色々良いことがあります。


では、
内省って一体何なのか、どんなことをするのか?
内省って成長につながるの?

ということをお話ししたいと思います。


内省とは何なのか?どんなことをするのか?

内省で主に行うことは、
「計画」と「振り返り」だと思います。

「計画」というのは、
例えば、一日の時間を何にどれくらい使うのかいう「スケジューリング」であったり、
一つ一つのタスクにどんなことを意識して取り組むかという「テーマ」であったりします。

また、何か予想外の出来事が起こったときには、「計画の修正」を行います。


「計画」するときには、

・どんなタスクにどのくらい時間がかかるのか

・どんなことに注意すると早く終わるか

・どんなことに注意すると、質高くタスクをこなせるのか

・どんな順番で進めると良いのか

など、色々な観点を考えながら行います。


このように、非常に細かいことを気にしながら、一日の生産性が最大化されるように、計画をしっかり立てます。


とはいえ、計画通りに進まないことも多いので、綿密にたてすぎると時間の無駄になるかもしれません。

目安としては、毎朝、15分〜30分程度の時間をかけて計画をするのが良いのでしょう。
計画の修正に関しては、一日数回程度行うのが良いと思います。

「振り返り」というのは、
例えば、自分が一つタスクをこなしたときに、うまくいった/いかなかった「要因分析」や次回の「改善アクション」などがあります。
他にも、本を読んだときに、「自分が活かせるとおもったポイント」なども含まれたりします。


「振り返り」には、

・うまくいった場合は、なぜうまくいったのか

・うまくいかなかった場合は、なぜうまくいかなかったのか

・上司からフィードバックを受けたこと

・次回以降改善するためにどんなアクションを取るべきか

などを書くといいです。

とにかくポイントは
「アクションに落とすこと」です。

例えば、
議事録を作成したけど、上司から「もっと細かく取ってほしい」とフィードバックを受けたときに

「次回以降、議事録をもっと細かく書く」

のような粒度ではダメです。


・具体的にどのくらい細かく書いたほうがいいのか?

・今回なぜ細かくかけていなかったのか?

・タイピングが遅いのか?自分が聞いているのに勝手に間引いて書いているのが悪いのか?

などの要因をしっかり分析をして、

・次回以降は、なるべく会議に参加していない人が読んでわかるくらいの粒感で議事録を書く
・そのためには、タイピングスピードが遅くてついて行けていないので、今日から毎日、〜〜というサイトを使ってタイピングの練習をする

など、「アクション」に落とすのがgoodです。

そうでなければ、ほとんどの場合、しっかり改善されないまま、
そのミスは忘れ去られてしまいます。


内省は成長につながるのか?

上記で、内省とは何か?どんなことをするのか、ということを書いてきましたが、

内省は成長に本当につながるのでしょうか?


答えとしては「繋がる」と思います。

内省を行う人の特徴として、「メモをたくさんとる」ということが挙げられます。

世の中の成功者には「メモ魔」と呼ばれる人が多いです。

例えば、以下のような人が挙げられます。


・前田裕二さん
(メモの魔力のアマゾン)

前田さんは、現在SHOWROOM社長
元々、非常に貧しく、小さいことは、路上ライブなどをして稼いていたそうです。

そこから這い上がって現在はSHOWROOM社長をされています。
非常に若いのに社長をやられていて、メモを利用してとても早く成長されています。


・熊谷さん

熊谷さんは、現在GMOの社長です。
熊谷さんは、実は「高校中退」という経歴があります。

※高校中退後、一期生として放送大学を卒業しました。

高校中退後、父親の会社で働いていましたが、20代に一念発起して、会社をおこし、今のGMOグループを1代で気づきました。

そこでも、とにかく、自分の夢を書き起こして、毎日様々なことをメモをし続けて、成長してきたということです。

熊谷さんも自分のことを「メモ魔」と言っています。


このように、成功者たちは、とにかく、
自分の目標や、自分の計画、周りから学んだことなどを書きまくっています。


早く成長するためには、ぜひ徹底的に内省をして、徹底的にメモをしてみるのがおすすめです。

次回は、内省の具体的な方法をもう少し詳しく解説していきたいと思います。

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