成果を出すための成長とは

成果を出すための成長とはどのようなものか?

私は東京大学を卒業後、コンサルティングを手掛けるベンチャー企業へ新卒で入社をして、現在組織人事系コンサルタントとして働いています。

若手社会人の悩みを解決すべく、また、自身が考えていることを整理するためにも、若手社会人、若手コンサルタントが悩んでいることについて、体系的に整理をして、「読むだけで悩みが解決する」ような記事を作成しています。

本日のテーマは「成果を出すための成長」についてです。
どんな会社でも、若手のうちはだれしも「自己成長」で悩むことが多いと思います。

・営業成績がずっと未達しており、「営業向いてないかも・・」などぐるぐる悩んでいる
・コンサルとして、なかなかフロントに立てせてもらえず、先が見えない

など、様々な悩みを抱えていると思います。
入社3年目くらいになると、転職なども考え始めているのではないでしょうか。

いずれにせよ、組織においては「成果を出すこと」で機会の量や質が高まり、そこで成長できるというサイクルなので、まずはどんなに小さい仕事でも「成果」を出して上長に認めてもらうことが重要となります。

ですので、今回は、若手コンサルタント、若手社員向けに「成果を出すための成長」をお伝えしたいと思います。

目次
1成果とは何か
2求める成果を創出するには
3どんな成長をすべきか
4どのように成長すべきか(成長のために必要な要素)

1成果とは何か

そもそも成果とはどのようなものでしょうか。
ほとんどの方は「出すべき成果」が会社から与えられているはずです。

成果には二つの要素があると思っています。

① 量的成果:数値的に定義されているもの
例:売上〇円、採用人数〇名、継続率〇%・・等
② 質的成果:数値的には定義されていないもの
情報の体系的な整理、上長の負担を減らす、カルチャーを浸透させる・・・等

これは①か②のどちらかに該当するのではなく、すべての仕事は①か②の二つの要素のかけ合わせになるはずです。

例えば、新人が資料のコピーを依頼された時でも、質的には「上長が見やすいきれいな形で、資料を印刷し整えておくこと」、量的には「100部印刷」といった具合に、求められている成果を理解することができます。

この①②を縦軸、横軸にとると以下のようになります。

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このように、すべての仕事を、①量的成果②質的成果に分解して考えると、より自分が出すべき成果がクリアになるでしょう。

そして、成果創出が、求められている成果への「移動」のことだと思います。
イメージがわきづらいと思うので、図を用いて説明します。

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現在地を理解して、求められる成果まで移動することが「成果創出」となります。移動の→は「思考や行動」を表しています。思考や行動を積み重ねることで、求められる成果を創出することができます。

ただ、今回の例だと、資料の印刷をしたことがあれば、簡単に求められる成果が出せると思いますし、そうではない場合は、人に聞く・自分なりに考える、などの思考や行動プロセスが発生すると思います。

成果創出には、過去の経験や自分の特性等、様々な要素に影響を与える「難易度」があると思います。

成果創出がうまくできない場合には大きく分けて、以下のような場合があると思います。


① 大きな力がいる場合

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② 回り道をする場合

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③ 成果があいまいな場合

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① 大きな力が要る場合
大きな力が要る、というのは、「成果に至るまでの負荷が高い」ということです。「経験不足」から、成果に至るまでの思考や行動の負荷が高い状態となります。
例えば、「顧客を満足させる」ことを出すべき成果とした場合に、「顧客を満足させる方法とは何だろうか?」「お客さんは~をしたらどう思うだろうか?」」などを思考したり、自分で様々な調べ物をする、人に聞いて回る、などの行動をしたりするようなケースです。
経験が積み重なり、成果の創出方法がわかると、より簡単に成果を創出することができます。

② 回り道をする場合
回り道というのは、成果を創出するために、必要な方法が分かっておらず、無駄な思考や行動をしてしまうことになります。
これは、「成果創出の方法」がわかっていないまま進んでしまうことが要因となります。
これは、経験不足もありますが、「成果創出をする方法」について明らかになっていないまま進んでしまうことが要因です。
求められる成果がわかったときに「どうやったら成果が出せるか?」を考えて、明らかにしてから、着手するようにすると、より効率的に成果を創出することができます。

③ 成果があいまいな場合
出すべき成果があいまいな場合は、ゴール地点がぼんやりとしたまま進むため、進んでいった先に、成果につながるかがわかりません。
また、これはメンバーを率いる際には、目指すべきゴールがずれていることとなり、大きな問題となります。
若手社会人の場合は、上長からの指示のもと動くことが多いですが、上長の指示は明確ではなくあいまいなことが多いです。そのため、上長とコミュニケーションをとって、漠然としているものをなるべくクリアにすることが重要となります。


2求める成果を創出するには?

求める成果を創出するためには、横軸の動きと縦軸の動きの二つが必要となります。
横軸への動きと縦軸の動きの足し合わせで求める成果へつながります。

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では横軸・縦軸の変化分とは何でしょうか?


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この辺りで疲れてしまったのでまたどこかで書いてみようと思います。

では。

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