
ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンデッキ〜その4【4Cハンデス型ボルコン】〜
はじめに
どうもこんばんは、法相です。今回は先日糸島CS(アドバンス)で使用したボルコンのリストを紹介させていただきたいと思います。
戦績もCS参加で過去最高の勝率を誇ったので、ボルコンを使われている方の参考になれば幸いです。参加者は37人で予選の5回戦は全勝、最終的な結果はベスト8でした。
参加人数の問題でボンキゴは入手できませんでしたが、ボルメテウスで予選突破して本戦ベスト8になれたのは本当に嬉しかったです。
デッキリスト&戦績

内容はほとんど前回のデッキ紹介したボルコンですが、フリープレイでクリック型マーシャルにほぼなにもできずに蹂躙されたため、対策としてハンデスカードを増量した構築になっています。
そのおかげか予選で対決したマーシャルには先攻とれたのも相待って勝利をもぎ取りました。
デッキの回し方
なるべく2ターン目にヴェネラックを着地させて相手を牽制していきます。ファイアー・バードやマーシャル相手にはジェニーを出して手札を捨てさせていきます。
理由といたしましてはマーシャルとファイアー・バードは手札が多いほど脅威度が非常に高いです。特にマーシャルは手札の枚数は殺意の高さに直結しますので、ヴェネラックよりもジェニーを優先して召喚していきます。
その後はヴァミリアやフミシュナでハンデスを進めて行き、ドローをしてボルメテウスを引き込んでいきます。
アーテルはメタ焼きにも使えますが、このデッキでは蘇生を主に使って行きます。C0br4もいますので、あえて置換しないで墓地に落として再び蘇生して展開もできます。
墓地肥やしもたまに使いますが、ボルメテウスが墓地に行く可能性もあるのであまり使いません。
あとはVTを出して蓋をした上でボルメテウスを出せばたいていのデッキには五分五分の試合に持ち込めます。なお、他の人にデッキリストを見せたら「勝てなさそう」とか言われました。泥試合に持ち込むこと前提とはいえ、そんな難しそうなデッキだっただろうか……?
戦績
1戦目:緑単イミッシュ 勝ち
イミッシュとは初対戦だったのですが、序盤のハンデスやVTが刺さり展開を阻害して行きましたがリーサルターンで最後の攻撃をする直前に時間切れになりました。
最後のターンのダイレクト直前の状態だったため、相手の方が投了してくださって勝利になりました。
2戦目:緑単イミッシュ 勝ち
引き続きイミッシュ様でした。前の対戦と変わり理想的なムーブをされたのか盾をマナ送りにされてしまい詰んだと思いましたが、相手の方が途中で処理をミスされて1枚だけ盾が残ってなんとか生き残りました。超次元ゾーンからボアロアックス飛んできてどうしようと素直に困りましたけど。
返しのターンにVTで盤面をある程度リセット、盾がマナ送りにされた結果選択肢が増えたためC0br4召喚からのアーテルゴルギーニ蘇生で追加蘇生ヴァミリアの効果でイミッシュを処理して防御を堅めて凌ぎ、次のターンでボルメテウスを10マナで出して安全に殴り込みをかけ、余った盾は数の暴力で押し切りました。
3戦目:零龍マーシャルループ 勝ち
零龍1ドローのおかげで先攻にも関わらず6枚の初手があり、ジェニーが引けていたので序盤からハンデスして選択肢を奪っていく戦い方を意識しました。
盤面に出たカードはヴァミリアでのバウンス&ハンデスでの除去、フミシュナでのリソース稼ぎ。5ターン目にボルメテウスを出して深追いせず盾焼却で堅実に勝ちを取れました。
終わった後に先攻ゲーと言われましたが、勝ったのは私なのでよしとします。
4戦目:ラッカバクオンソー 勝ち
最初ゴスペルと勘違いしていましたが、クライアッシュが飛んできたのでバクオンソーと判断しました。ガンガンドローされていましたが、奇跡的にバクオンソーが後半まで出なかったこととヴェネラックのおかげで除去されても行動を阻害できたので有利な対面を築けました。
とはいえジャストキルされそうな時にブロッカーがいなかったので、盾に助けられました。最終ターンは希望と勝利の伝説での踏み倒したボルメテウスのハンデスでバイケンを抜いてしまいバウンスされましたが、ハイパーエナジーのフル軽減でもう一度出して3枚の盾を焼却し残った味方でダイレクトで勝利しました。
5戦目:ラッカバクオンソー 勝ち
2戦続けての同デッキでした。ここでもヴェネラックが活躍しました。
ヴァミリア2体のハイパーモードをバイケン1枚で突破されたのは正直意外でした。バイケン自分の効果で手札に戻ってくるなんて……
この試合ではバイケンが見えたため、2枚目のVTを出して唯一ボルメテウスを出さずに決着をつけました。
本戦1戦目:4Cドラグナー 勝ち
ヴェネラックでドリーム・ボルシャックの踏み倒しを咎めてフリーズで動きを止めていってテンポを取って全部の手札を刈り取りつつ、ボルメテウスの盾焼却で詰めて行き安全に勝利しました。
本戦2戦目:赤黒バイク 負け
こちらはヴェネラックとジェニーでアドバンテージを、相手の方はトリッパーによるマナの強制タップインでのテンポをとる試合でした。
盤面をとることには成功したのですが、禁断解放での封印で面を全て取られてジャストキルされました。トリガーが1枚でもあればドキンダムを除去できれば勝ちだったのですが、自分のケア不足でした。
でも、すっっっっっっっっっっっっごく楽しかったです!
コンセプトカード
ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン

いつものエースカードです。このカードを出して制圧することがこのデッキのコンセプトです。
今回の記事でデッキ4回目の解説ですので、私の記事を見ている方には見慣れたカードになると思います。最近は5色で1マナ生み出せるバロムとパーフェクト呪文が出たので呪文の方と併用するのも面白いかもしれません。
ハイパーエナジーで名目コストより早く出せるのも魅力です。

ハンドアドバンテージを稼ぎつつボルメテウスを踏み倒せる神のカードです。踏み倒しメタにこそ引っかかりますが、10マナのボルメテウスを早期着地できるのは非常に魅力的です。
4枚は多いですが、2枚から3枚がいい塩梅です。
挿し替えカード
ほとんど変わってはいないのですが、ブルー・インパルスとボルメテウス・エナジーを1枚づつ入れ替えました。
特攻人形ジェニー

代わりに入れ替えたのが古から愛用されるハンデスカード、特攻人形ジェニーです。同コスト帯には他に同じくハンデスする麗迭人形ジェニーにしなかった理由はこちらはランダムハンデスであること、破壊するためマッハファイターの的にならないことが理由になります。
能動的に破壊できるため、アーテルの蘇生先にもしやすいことが利点です。
超次元ゾーン
全試合を通して使いませんでした。
趣味の勝利セット、ボルメテウス・竜装・ドラゴン以外にP侵略できるレッドゾーンXと裏面がP革命チェンジのドギラゴンXを採用しました。
このデッキで使えるのはドギラゴンXのみとなっていますが、割と直前までレッドゾーンは4コストでも侵略できると勘違いしていました。気づいた後は「まぁ、偽装に使えるしいいか」という思考で解決しました。
対戦相手の方が思いの外混乱していて「何してくるかわからないから怖い」と言われました。目論見大成功。
終わりに
短いですが、今回はこの辺で解説を終了させていただきます。
あらためてですが今回はボルメテウスで実力を示せたことに本当に喜んでいます。これでようやく自分の地力がついてきたと思えるようになりました。
ボルメテウス・リターンズを買って約9年、本格的にCSをやり始めたのが王来編のサガ環境でしたので約2年。好きなカードで結果を出せたので感慨深いです。
みなさんも好きなカードで楽しんでくださると幸いです。