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読書記録〜スノーピーク 「好きなことだけ!」を仕事にする経営〜

「自然と人をつないでいく」


 私は車中泊をしながら海で遊ぶことが好きで月に1回、2泊3日くらいの日程で出かけることが多い。車中泊をする前はキャンプ場にテントを張ってそこから海へ出かけていた。
 普段は街中で自然を感じることは少ないが、海へ行くと潮の香りや草花の香り、鳥の鳴き声なで五感がいい方向に活性化される感じがする。元々HSP傾向がある強いので音や匂いには敏感な方だが、街中で感じる音や匂いとは待った違った心地よさがある。
 キャンプで思い浮かべるのは焚き火やバーベキューをして家族や友人とひと時を過ごす姿。そこには決まって自然がある。
 本書の中で、人と自然がつながることを目指すことで、「人間性の回復」という価値観に行き着くと書かれている。アウトドアを通じ人が自然と触れることで五感が研ぎ澄まされる。結果仕事や普段の生活にプラスになる。私が感じていたアウトドアの好きなポイントがぎゅっとまとめられた会社だと感じる。

「自らもユーザーであるという立場」


 人の感動してもらう商品やサービスを生み出すには、自らがユーザーとしての目線で取り組むことが大切である。「感動」の意味が分らないと人に感動してもらうことは分からない。
 生み出した商品やサービスは、自分が買いたいと思うえる商品か、使いたいと思うえるサービスか。仕事の目的にあったものか。その基準をブラさずに取り組むことで「感動」が生まれファンが生まれ、ファンがファンを呼ぶ。仕事に対する姿勢として貫かないといけないポイントである。