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犬用ミルク ダメ ゼッタイ


赤ちゃん猫がやって来て、まる三日が経過

ミルク飲みながらウトウト…コテッ!と寝てたのが、昨日なんかは体力ついたのか飲んだ後もしばらく動きまわるようになり、当初の心配をよそにとにかくアクティブ。「ニュー!ニュー!」って鳴いて声もでかいからもう大変。(うちには今まであまりよく鳴くタイプの猫がいなかったものですから)

そして今日、月曜の朝

クロネコの鳴き声がワントーン小さくなり、昨日ほどワシワシ動かなくなったと叔母。

可愛くて触れ合いすぎたかな?とか、昨日の今日で少し大人になったんだよとか、時折まぶたが動いてるから少し光が見えてきてて安心してきたのかな?とか原因をあれこれと考えました。

が、あれこれ意見が出たところで今やってあげられることを思いつくわけもなく、本当は病院へ行くのは明日の予定だったけれど、メインで世話をしてくれている叔母と共にかかりつけの動物病院へクロネコを連れて行きました。

土曜日に購入していたのは犬用のミルクだった

先生に状況を説明し、飲ませているミルクを見せると「犬用が良いわけないじゃないですか!」と一喝

実は土曜日に取り急ぎ近所のペットショップへミルクと哺乳瓶を買いに行ったのでありました。その際にベテランぽい店員さんが犬用だけどコレは猫でも大丈夫と勧めてくれたのです。ちょっと高価だけど、免疫力を高める母乳の成分が入っているからこれが良いと…親身になってくれてる感じで、当たりは良い店員さんだったんだけど。

動物病院の先生いわく「猫に犬用ミルクで良ければ分けて売らないですよ。彼らは未熟な知識で対応しているんです。」

どうりでミルクをあげはじめて二日目で飲みっぷりが悪くなったわけだ…
少し飲んでから手で押し戻すようにしてたのも本能的に拒否してたんだろうと、気づけなかったことを今になって反省。
子猫は平均10g/日で体重がぐんぐん増えるというのにうちのクロネコの育ち方は半分ほど。金曜日の朝の時点で真っすぐ病院に行っておくべきだった…重ねて反省。

看護師さんが猫用のミルクを開封し、その場で細い管を取り付けたスポイトを使い手際よく子猫の口にミルクを運ぶ。そうしたら自宅であげていた時とは比べ物にならないほど飲む、飲む。

診察の最初は少々憤慨気味、終始険しい表情の先生に僕らも小さくなっておりましたが(僕ら家族のせいではないのに)、帰り際にひと言

「またクロネコがやってきましたね~」

五年前亡くなったぽんちゃんを覚えていてくれたんですね。ぽんちゃんの病状は手の施しようがないものだったから印象に残っていたのかもしれません。覚えててくれてありがとう、先生。

ひとまず安心はしたものの、一応返金目的でないけれど今後のためにも伝えておかねばとペットショップへ品物を返しに行きました。

ショップの対応は「別の動物病院の先生からこれで犬猫共用できると指導を受けているため、この商品で対応している」との返答、、、
腑には落ちないが、個別の店員が悪いわけではなくお店のアドバイザーがそう言っているのであればその対応になるでしょう。

ただ、「犬用ミルク 猫に飲ませても大丈夫」で検索しても、「問題ナシ!」と書いてあるサイトはまず無く、これはこのペットショップにアドバイスしている獣医師の勉強不足か勘違いなのか…

子猫用ミルクを与えるときに気をつけるポイント【獣医師が解説】

にゃんペディア より

ともあれ早い段階で気づくことができて良かった。
身体に良くないミルクを拒否するそぶりを見せたことからも、生きる意志の強い子だと感じます。

この未体験ゾーンな育児にも多くの学びがありそうだ。

プチストレスでまる二日間便秘気味のそうへい店長でしたが
今朝「とっておき」をとき放ちました…


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