黒猫来たる
猫、落ちて無いかなぁ…
と期待はしていました。
盛りのシーズンから少し経った今が子猫がたくさん産まれるタイミング。
朝歩いて仕事場まで行く間、物陰覗いてみたり鳴き声しないか耳を澄ましたりして、生まれ落ちたばかりの子猫がいないか確認してました。
「もし本当に来るなら黒猫がいいね」
いつ来るか分からない新入りの事をなんとなく話したりしていました。
当窯の猫箸置きを制作するきっかけにもなった、2017年に亡くなった黒猫のぽんちゃんが凄く良い子だったし
もしそうへい店長と並んだりしたら、グレーと黒でコントラストも良いし。(実は今日の夕方もイオンの書店で黒猫の特集本を読んでたりして)
そしてついさっき、夜十時少し過ぎた頃。
子供達が子猫の鳴き声がすると騒ぎだして。
一緒になって窓の外へ目を凝らしたり聞き耳をたてたりしましたが、あいにく僕耳鳴りが板に着いちゃっててかん高い音があまり聞こえないんだなぁ。
気にしないで早く寝なさいよと言いリビングに戻りましたが、どうやら子供たちは聞こえてくる声を頼りに外まで探しに行ったようで。
10分くらい過ぎた頃、興奮して飛び込んできました。
「見つけた!」
連れられて見に行くと集合住宅の一番奥の部屋の車の下、段ボール入れられた赤ちゃん猫がふちから身を乗り出し懸命に泣いていました。母猫を探しているのでしょう。
ネズミと見まがうほどの手のひらサイズ。眼は全然開いてなくて、生後1週間以内か。身体が冷え切っていましたがニーニーと元気に鳴いていて。そうしたら子猫の鳴き声で気づいたその家の方も出てきて、こりゃ困りましたねとなり、、、
僕、内心「ヨッシャ!」となってはいたのですが(笑)その気持ちを抑えつつ「実家猫飼ってるんで連れてってみます」と気の利くふりをして子供たちと車に乗り赤水窯へ連れて行きました。
電話は入れていたのですが、母と叔母は「あんたまた!」といった様子。しかし二人もここまで幼い猫を見るのは初めてのようで、徐々に顔がほころび…
最初は動きの鈍かった赤ちゃん猫も、人肌で温まったのと猫用ミルクのおかげで少し落ち着いたよう。そんな様子を見ていて、実は少々猫アレルギーを持つ子供らもあまりの可愛さに競い合って触れています。
元気に育ちなよ…きっと幸運を運んできたクロネコ
しかしYOUがそうへい店長の跡を継ぐの?
けっこうハードルが高いよ?(笑)
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