二つの太平洋横断フライト【架空世界一周004】
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セブパシフィック航空39便マニラーシドニー便の機材はA320だ。ここまでは二時間半という近距離便だったため小型の機が多かったがこれも小さい。
マニラのニノイ・アキノ空港を離陸して僕は眠りについた。
日が雲を超えて機体にかかったころ、機内食が来た。セブパシフィック航空はLCC、格安航空会社なので券を買う時に予約が必要だが、価格は800円ほど。
機内食を食べて少しすると、クイズが開かれた。セブパシフィック航空は不定期ではあるが飛行中にクイズを出すという。二問ほどで、正解者にはグッズがもらえるらしい。
他にも、飛行機に乗ると緊急時の説明がなされるが、乗りなれている人からしてみれば退屈なものだ。しかし航空会社としては見てほしいものなので各社ごとに趣向が違ってくる。
下は、ANAの機内安全ビデオだ。日本の歌舞伎?が登場する
そしてこれがセブパシフィック航空n……www
こういうところが面白いよね。いいよね。皆さんもフィリピンに行く時、セブ島とかにいく時にはセブパシフィック航空を利用してみては?
♢
10:00にシドニーについた。この旅唯一のオセアニアだが、滞在時間は2時間。すぐに乗り継ぎに向かう。
次の便はユナイテッド航空870便、サンフランシスコ行。機材はB787。2019年末にシンガポールへ行った際もこのB787だった。あの時、すべての座席にスクリーンがついていることに感動した。
シドニーの空気を吸う暇もないほどあわただしい乗り継ぎだったが、無事にシドニーを飛び立つ。サンフランシスコまで14時間40分の空の旅だ。
機内食はサンドイッチとスナックボックスから一品ずつ。おいしかった。
フライトは暗闇をすべるようにして進んでいく。お腹いっぱいの僕は星空を見るために窓に頭を寄せた。南十字星が見えた。ほかにも日本では見られない星がたくさん。飛行機で雲の上を飛び塵を超え、明かりのない太平洋上からはよく星が見えた。
そこで僕は眠ってしまった。
♢
強い衝撃とともに目が覚めた。サンフランシスコに到着。ついにアメリカの地を踏んだ。連続の長距離フライトで体は痛いし変な体勢で寝ていたから首は痛いしで全く感動のない上陸だ。
現在の時刻は9:00。
これから今日はこういう予定だ。
10:55 SFOサンフランシスコ UA2669
12:23 SANサンディエゴ 16220円
16:10 SANサンディエゴ UA2299
19:33 DENデンバー国際 26220円
20:40 DENデンバー国際 UA772
23:38 DFWダラスフォートワース国際 21810円
26時間以上ユナイテッド航空と付き合う日となる。一日5便は現在最高記録だろう。
続く
訪問国:日本 台湾 フィリピン オーストラリア アメリカ
訪問空港数:6
総飛行距離:21392㎞