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セブ超短期留学体験 ~授業・寮生活まとめ~

同僚との会話でふと思い立ち、その12日後には出国するという、勢いだけで決行した1週間の語学留学についての備忘録です。

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私が経験した語学留学の概要は次の通りです。

留学概要
期間:2019年12月23日(月)~12月27日(金)
 ※ 12/24,25はクリスマス祝日のため、休校。
学校:QQ English IT Park校
コース:スタンダード(8コマ/日。1コマは50分)

わずか1週間、しかも祝日2日間を含む滞在を「語学留学」と呼んでいいのか本人も迷っています。気持ちとしては、これからも続く英語学習に向けたブートキャンプ的な一週間でした。

授業の進め方について

私が入学したQQ Englishでは、毎週月曜日に入学者を受け入れており、1週間単位での受講でした。
入学当日の月曜日は、午前中がオリエンテーション&レベル分けテスト。午後は講義3コマ、1on1でのTopic Conversationを1コマ受けることになります。初日の授業は講義、1on1ともに、基礎的な文法知識や、Cebuでの生活に関係したトピックが取り上げられていて、その後の授業への橋渡し的な位置付けでした。同期入学した人のうち、2回目の留学になる人たちは、この講義を受けずに1on1を受講していたようです。

私の場合は、2日目以降は1on1を6コマ、グループディスカッションを2コマ受講していました。学校のHPを見ると、「1on1を5コマ以上」行うということだったので、1on1とグループディスカッションの割合は人によるようです。

私のカリキュラムは下の写真の通り。

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テキストを購入することもできるのですが、今回の滞在は1週間だけだったこともあって購入していません。長期滞在する場合でも、テキスト購入は任意だそうです。振り返りのためには手元に置いておいても良いのですが、留学の意義を英語でのアウトプットとフィードバックの積み重ねと考えると、要所でメモをとる方が有用かもしれません。
また、Bookのタイトルが1on1での内容を表しているかというと、必ずしもそうではないので、先生のスタイルによるようです。私の場合だと、Daily English 5のAleister先生が文法をきちんと解説してくれました。
基本的には最初に決められたカリキュラムを毎日繰り返すことになるのですが、長期に滞在する人は先生の交代などもリクエストすることができるようです。

レベル診断テスト

QQ Englishのレベル診断テストはTOEIC風のマークシートテストとスピーキング、作文でした。希望すれば、滞在中に繰り返し受験して成長を測ることもできるとのこと。

初日に受けるレベル診断テストの結果は、当日の夕方〜翌朝にはカリキュラムとともに教えてもらえることになっています。私の場合は、入学当日の夕方にカリキュラムと一緒に渡してもらえました。結果はHigh Biginner。Readingだけ満点で、Speaking、Listening、Writingが落ち込むという日本人らしいスコアでした…。

スピーキングテストについては、できているポイント、できていないポイントについてフィードバックがもらえます。テスト直後にも文法誤りや言い回しなど、いくつかコメントをもらえたので良い勉強になりました。
どうせなら作文のテストについても添削して返してくれたらよかったのにと思ってみたりも。

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1on1講義 : とにかく話す!オンラインと異なる集中力

1on1では、ひたすら会話し続けることになります。文法の解説や、テキストを読む時間が少し与えられたりもするのですが、基本的にはとにかく学生が話す機会を作ってくれます。どの先生も、とにかく明るくて、かつ話を聞こうとしてくれるのが初心者にはありがたかったです。

日本国内でもオンライン英会話は経験していたのですが、先生の反応が読みづらい時がありました。対面での会話での利点としては、リアクションを見て伝わっているかどうかを見られること、ホワイトボードやノートなどを使ったコミュニケーションが取れること、ジェスチャーの幅広さ、集中力の維持などかと思います。
オンラインでもかなり代替できる点はあるのですが、総合的な集中力は対面の方が先生側も生徒側も高く保たれる気がしました。

ちなみにCallan Methodがこの学校の特徴なのですが、今回はとにかく滞在期間が短かったこともあって効果を実感するには至りませんでした。
Callan Methodは、反射的に英語が出てくるようにするための筋トレのようなメニューです。少しだけ体験してみた感想は「とにかく疲れる」。次々に問われる質問に対して、パターンにしたがって作文して回答するのですが、文法的にはOKでも日常生活では違和感のある文も多く、トレーニングとしての割り切りが必要そうでした。
人物のイラストを指して"It's 〜"とは、なかなか言いづらいものです。

グループディスカッション:異文化交流とファシリテーション

周囲の学生とも仲良くなって、異文化交流のチャンス!なのですが、ビギナークラスではなかなかハードルが高かったようです。それでも自己紹介に始まり、クリスマスや新年などのイベント、休日の過ごし方、クイズなど、それぞれの視点が見えておもしろかったです。

多少の反省としては、もう少し他の受講生に直接、質問をしても良かったかなという点。先生の質問に対して、他の学生さんがだいぶ苦しんで回答しているようだったので、さらに質問をするのが憚られてしまったのです。
この辺り、英語だけでなくコミュニケーションの課題なので、何か考えたいところです。

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学校と寮の立地、学生交流

今回の学校は、セブでも開発が進んでいるIT Parkの中にありました。
近隣のビルにはアクセンチュアやNECなども入居しており、この2〜3年でITビジネス特区としての開発が進められているそうです。学校がビジネス街にあることで、現地のアクセンチュアによるビジネス英語の講座案内などもあり、希望すれば受講することができたようです。

寮も歩いて7分くらいの場所だったため、シャトルバスもあったのですが、結局歩いて通っていました。

こうした立地だったため、授業後に学生同士で飲みに行ったり、休日にショッピングモールを散策できる利点がありました。この点は同じQQ Englishでも、マクタン島にあるシーフロント校は休日の過ごし方が限られるということでした。

学外でも、できるだけ英語で話したい!ということで、韓国人女性と仲良くなり、休日にはビーチやショッピングに一緒に行くことができたのが良かったです。英語を学びに行ったのですが、学生時代に少しだけ学んだ韓国語の復習にもなりました。

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感想

ビギナーにとっては、良い英語漬け環境でした!

一日8コマ、英語をアウトプットし続けるのは、良いトレーニングになりました。現地タクシーの運転手さんとの会話なども、互いにかなり訛りのあるブロークンな英語でのコミュニケーション体験として良い経験になったと思います。

また、いざとなった時には日本人スタッフがいる環境だったので、学校内の手続きなどで困ることはありませんでした。

ただ、少々のトラブルは、むしろ良い学習機会なので自力でなんとかしたいところです。どうしても伝えないといけない事柄がある状況で、自力で試行錯誤した結果の方が、授業内容よりも良く覚えていたりします。

短い滞在期間を有効に使うには、極力、英語で会話するようにしたかったのですが、そこは日本人スタッフがいてくれるメリットとのトレードオフかもしれません。日本人学生が多めの環境で、良くも悪くも日本人との交流を求めて話しかけて来てくれる人もいました。入学初日、全員がモチベーション高めであろう日に英語で話す宣言をしたことで、以降は英語で話かけてくれた人もいて、すごくありがたかったです。
English Only Policyをルール化している学校もあるようなので、次に機会があれば、そうした学校も検討したく思います。

ビジネス英語を学びたい方に対しても、量をこなすことが目的であれば十分に可能な環境であるように思います。フィリピン訛りの強さは先生によって差がある感じでした。ビジネス英語のコースもあったので、そちらを選択しても良いのかもしれません。

今回はわずか1週間という非常に短い期間だったので、授業に慣れるので終わってしまったようなところもあります。それでも少し手応えはあったので、今後の学習につなげて行きたいところです。

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