キャンパス内にお城!?浙江大学に新しい図書館がオープン!#11月号
黄色く色づいたイチョウが地面を隠し、寒さを強く感じる季節になりました。
浙江大学がある杭州は11月頭まで30℃ありましたが、中旬から急に気温が下がり、平均15℃前後の日が続いています。特に日中の寒暖差が激しく、服を選ぶのが難しい時期です。
さて今月の金木犀(浙江大学日本人会の会報)では、
・浙江大学に新しくできた図書館
・中国の独身の日(11月11日)について、ご紹介していきます!
浙江大学に新しい図書館ができました!
2023年11月に開館したこの図書館は”本館”と呼ばれ、6階建ての大きな図書館です。外観はお城のようで、図書館には見えないほど立派なつくりになっています。
一歩足を踏み入れると、文化ホールみたいな雰囲気。「これが学校の図書館…?」と思うほど高級感があり、とても綺麗で近代的です。
2階~5階は本棚と自習スペースがずらりと並んでいます。
大学の情報によると、自習スペースは約2000席あるそうです。所蔵されている本の数も多く、フロア全体がとにかく広いと感じました。
この図書館の開館時間は8:30~22:30で、沢山の学生が朝早くから夜遅くまで熱心に勉強をしています。
そしてこの図書館に来たら、是非行って欲しいのは6階です!
最上階の6階は他のフロアと設計が異なり、とても落ち着いていて厳かな雰囲気です。
初めてこの場所を訪れた時は、お洒落な本屋さんのようで胸が高鳴りました。机や椅子も高級感のあるブラウンで、装飾など細部にこだわりを感じます!
1階にはカフェや浙江大学の記念ショップもあり、本や勉強以外の目的で訪れても楽しめるのも嬉しいポイント!
ちなみにですが、浙江大学紫金港キャンパスには新しくできたこの図書館以外にも「基礎館」や「古籍館」と呼ばれる図書館があります。
ビルのような「基礎館」は浙江大学のシンボルとしても有名です。どの図書館もそれぞれ特色があり雰囲気が違うので、比べてみるのも面白いかもしれません。
機会がありましたら、他の図書館も紹介していきたいと思います!
11月11日「独身の日」浙江大学は…?
シングルを意味する数字の「1」が並ぶため、中国で「独身の日」とされる11月11日は、ネット通販で大規模なセールが行われます!
「11」が2つという意味から、「独身の日」は中国語で「双十一」とも呼ばれ、このセール期間を狙って大勢の人が買い物をします。
中国でもネット通販はかなり発達しており、実店舗よりネットでの買い物が主流になっているほど。私たち大学生は校内の宅配受け取り場に自分の注文した荷物を取りに行く仕組みです。
基本的には寮の近くに荷物を取りに行きますが、普段の場所だけではパンク状態になるため、浙江大学ではなんとバスケコートに臨時のスペースを設けていました。
「アリババ」が運営するネット通販「タオバオ」を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
「タオバオ」は中国では最大のネットショッピングサイトで、この日はそのイメージキャラクターのブースもあり、手提げバッグも配っていました。
キャンパス内で宅配を受け取るのは、寮生活がメインの中国だからこその光景ですね。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今月号では主に浙江大学や留学生活についてご紹介させていただきました。
私たち日本人会は、金木犀が中国や浙江大学を知る”きっかけ”になって欲しいという想いで広報活動をしています。
「中国に留学するってこんな感じなんだ」「浙江大学面白そう」等、皆さんに少しでもタメになると感じていただけたら、とても嬉しいです!ぜひ「いいね」もよろしくお願いします。
それでは、金木犀次回号でまたお会いしましょう…!
金木犀11月号
記事執筆者:さえ
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