血を吐いた日の朝ほどに
気は晴れど人の眠りを跨いで歩く
青白に透き通る赤透明度90 やけにつめたしわたしがあつい
口に入れたものが全部外に出る知育玩具になった気がする
白線を跨いで歩く 雪国の民はそこそこ知っているから
もう二度と切ることもない子の爪を思い出しては
四月から戻ることない君の手を いつ使ってもいいよにさする
気は晴れど人の眠りを跨いで歩く
青白に透き通る赤透明度90 やけにつめたしわたしがあつい
口に入れたものが全部外に出る知育玩具になった気がする
白線を跨いで歩く 雪国の民はそこそこ知っているから
もう二度と切ることもない子の爪を思い出しては
四月から戻ることない君の手を いつ使ってもいいよにさする