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老子の論語から学ぶ青春
本日はキャリアについてです。
あなたは不意に「あの頃に戻りたい…」なんて口にしてることはありませんか??
社会人の82%が学生時代に戻りたいと回答しているというデータもあるように、もしかしたらあなたもきっと華やかだった過去に戻りたい願望を持っている1人かもしれません。
その最たる理由が『青春』という言葉です。
青春と聞くとどんなイメージを持たれますか?
きっと中高生の淡い恋心だったり、部活の汗まみれの姿だったり、大学のサークルで思いっきりハメを外した夜などを思い出すのではないでしょうか??
15歳〜20歳くらいまでの無知で何も考えず、世間知らずで血気盛んな時期。
僕も同じ時期に目も当てられない恥ずかしい思いをたくさんしました。
振り返って分かる通り、青春の特権は『失敗できる』ことです。
あと先考えず行動して、散々恥ずかしい思いして、自分を省みて大人になる。
この期間が青春です。
そして、皆の思い出に最も色濃く残る時期です。
しかし、社会人としてのキャリアを考える時、青春の時期は若干ズレます。
そのことを表しているのが老子の論語です。
『子曰く、十五にして学に志ざす。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心の欲する所に従う。』
注目して欲しいのは『十五にして学に志す』の次が『三十にして立つ』ということです。
更に『四十にして惑わず』と続きます。
つまり、15歳から40歳まで老子は迷ってたってことです。
一応30歳で立ってますが、この感じだと多分まだフラフラです。
何が言いたいかというと、青春は15歳から40歳まで続くということです。
もちろん、学生の時みたいにバカなことは少なくなっていきますが、同じように失敗の数も減らしていませんか??
恥をかく機会がなくなっていませんか??
もしそうだとしたら、それは人生のチャレンジを怠っている証拠だと僕は思います。
青春がキラキラ輝いて見えるのは若かったからじゃなく、ガムシャラだったからです!
たくさん失敗して、恥かいて、そんな不甲斐ない自分を一生懸命挽回してきたからです!
大人になって過去に戻りたくなる人は、もしかしたらこの経験が恋しくて青春時代に未練があるのかもしれません。
だけど、子曰く、40歳までの人、あなたはまだまだ青春中です。
あの頃に戻りたい人生じゃなくて、常に今がベストだと言えるように、しっかり『大人の青春』しましょう!
それに、失敗した数だけ人格や価値観はヤスリで削られて磨かれていくものだと思います!
僕ももちろんですが、あなたの人生がコロナに負けず、ピカピカに磨かれていくことを願っています。