試合が終わった瞬間、全員笑いながらグラウンドに倒れ込んだ話
その光景を見た時、僕は最高の気分でした。
試合といっても、なにかの決勝戦というわけではなく、
練習の最後にやるゲーム。
しかし、11vs11の紅白戦でも、8vs8の大ゲームでもありません。
6年生2人、4年生2人、計4人のスクール。
その練習の最後に、コーチ2人が混ざって、計6人で3vs3の試合をします。
とにかくみんなが夢中になって、、、
真剣にやってるのに、面白くて、ついみんな笑顔がこぼれてしまう。
コーチも夢中になりすぎて、ゴールに入りそうなボールを思わずハンドで止めてしまう。笑
普段はおとなしい子が、リードしているときはゆっくりボールを拾いに行くなど、姑息な手を使ってみんなにヤジられる。笑
勝ってても負けてても、サッカーというゲームを全力で楽しんでるから、みんなが笑ってる。
試合終了の合図でようやく、自分が100%の力を出し切ったことに気づいて、その場で倒れ込む。
30秒後には回復し、素早く協力して用具の片付けを始める。
迎えに来たおうちの人に、充実した表情で今日の内容を話しながら帰る。
上手いとか下手とか、そんなことは一切関係ありません。
大人が外から圧力をかける必要も当然ないです。
ただ一緒になってサッカーを楽しみ、
その子たちの表情とプレーを見て、一番最適な言葉をかけてあげる。
シンプルだけど奥が深い。
ちなみに、
「世界一幸せなクラブを目指す」というのが僕が勤めているサッカークラブの理念ですが、
「世界一幸せなサッカーを」
というのを、最近僕個人としての指導者理念のひとつに掲げています。
そのために必要なこと。
日々、試行錯誤中です!
(試行錯誤の中で気が付いたことは、おいおい書いていきたいなと思っています)
おしまい。