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1日中座り続ける中で気付いたこと

座って仕事をしている人々を尊敬する。


私は普段、小学校教諭として働いている。

主とする仕事は、担当する学年での授業である。

情報社会となって久しい現代でも、未だに小学校の授業は昔ながらのスタイルから大きく変わっていない。
私はそれが非常に大きな問題と感じているのだが…
それに関して詳しく語るのはまたいつか…。


授業をするときには、基本的に立って進める。
子供たちに指導をするときには机の間を歩き回ることも多いし、休み時間には教室から職員室まで、まぁまぁの道のりを歩くことになる。

学校内で仕事をしていると、たくさん立ったり歩いたりするので、常に体を動かしている。


ところが、1月中旬からの私は、社会教育士という資格を取得するための講習を、毎日自宅で受けているのである。

先週までは午前は学校で勤務していた。
しかし、ここ3日間は丸1日ライブ講習のため、学校に行くこともなく、朝から夕方までパソコンの画面に釘付け状態で座っている。

小学校教諭は、時間と場所に協力に縛られる働き方の職業である。

そんな仕事をしていると、自宅で仕事ができる職種に、猛烈にあこがれることがある。

しかし、自宅でパソコンに向かってする仕事も、小学校での働き方とはまた違った大変さがあるのだろうと…
講習を受けているだけだが…そんなことまで考えるようになった。

小学校教諭としての働き方や、現代の教育システムにいろいろと思うところがあり、今後のキャリアについて真剣に考えているここ数年。

だが、他業種の方々が抱える大変さや苦悩を考えもせず、ただ表面だけを切り取った魅力に引っ張られて、軽々しい気持ちで転職などしては絶対にダメだと感じた。


自分はどんなことが肌に合っていて、何に心地よさを感じるのか。
逆にどんなことが苦手で、何に苦痛を感じるのか。

改めて価値観と向き合い、正しく自分を見つめていきたいと思った。

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