無意識の「モテたい…」で起こっていた多大なズレ
私は結婚して数年たつのですが、結婚してしばらく経ってから、自分の内面の変化について気づいたことがあります。
それは、自分の中に「モテたい」という動機が消えていたことです。
それまでも「モテたい」という気持ちをあまり自覚することはありませんでした。
ありませんでしたが、
「モテたい」が去ったあとの静けさに比べてみれば
「嵐のごとくやっちゃってたな」と感じます。(苦笑)
それは、日常の会話や過ごし方だけでなく、長期的なプランに関わる意思決定においても、知らず知らずのうちに「モテそうな方」をえこひいきしていたことに気づいたのです。
他人を評価軸にして生きるという結果に
モテるという言葉が狭く感じるなら「尊敬されたい」とか「見下されたくない」と言い換えてもこの場合は同じです。
要は、他人に「よく見られる」可能性がある方を優先して、客観的な評価や内面の情熱、そしてもっとも重要な「生みだす付加価値(人を幸せにすること)」についての集中力がイマイチだったということです。
これは「妻を愛する」と決めて自分の期待をコントロールした結果の
思いもよらないボーナスでした。
期待をコントロールして、適切な行動をとる
「期待して想像することと実際に経験することは違う」
ずいぶん前にこのコンセプトを知ってから、私の日々のすべての行動の裏側にどんな「期待」を持っているのかを書き出してみました。
頭の中で想像するのではなく、実際に書き出してみると、ほとんどが「もっと自分の存在が重要だと感じたい」ということと関連づいていました。
じゃあ逆に、自分は実際には「どんな人を重要な存在だと感じているか」というと、そういったエゴがあるとできないような大胆な行動や勇気を示している人たちでした。
わお。
自分の目的(得たい結果)と実際にやってること(フォーカス)がずれてしまっている!
それを自覚してからは、期待すべき方向性を修正して、明確なアプローチを決めました。
詳しく書くと膨大になるので、まずは夫婦関係から取り組み、コミュニティやチーム作りに波及させていきました。
結果として、
・複数のジョイントベンチャー(業務提携)とマスターマインド
・コミュニティ文化の芽生え
・家族ルーティーン(心理的安全)のクオリティアップ
という状態が生まれました。
あなたは無意識でしている期待と、自分が本当に欲しいものは合致していますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。