Bauhausへ受け継がれた色|ゲーテ『色彩論』
Johann Wolfgang von Goethe『色彩論』1810
この本をはじめて知ったのは、たしかダリ展かオットーネーベル展でだったと思う。Goetheといえば『ファウスト』や『若きウェルテルの悩み』など大文豪のイメージが勝手につくられていたので、Goetheが色についてこんな分厚くなる文章を書いていたことに驚いた。でも手には取らなかった。
それから1,2年後デザインをするようになり、色について学ぼうと思ったとき、本書を思い出した。これまで、Josef Alber