詩「たかが詩」
いつになく早起きした僕は
机に向かい一編の詩を書いた
言葉があふれ出て
書かずにはいられなかった
もちろんその詩には
効用なんかありはしない
この世の誰かを
幸せにすらできないだろう
けれども今日という日を慈しみ
かけがえのない人を愛し続ける
その力には成り得る
それだけで充分じゃないか
それ以上なにが要るのだろう
たかが詩なのだから
いつになく早起きした僕は
机に向かい一編の詩を書いた
言葉があふれ出て
書かずにはいられなかった
もちろんその詩には
効用なんかありはしない
この世の誰かを
幸せにすらできないだろう
けれども今日という日を慈しみ
かけがえのない人を愛し続ける
その力には成り得る
それだけで充分じゃないか
それ以上なにが要るのだろう
たかが詩なのだから