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【推しの子】の炎上問題には2つの根源がある

この話題はかなりデリケートになっているので、そんなに長くは語らないでおく。

でも私が思ったことを書く。

いや、そもそもドラマでもバラエティーでもアニメでもそうだが、ほとんどの炎上は今から私の指摘する根源が原因といえよう。

それは、

  • 炎上をエンタメ化して視聴率アクセスを稼ごうとする「メディア」「アカウント」「サイト」が火に油をそそいでさらに焚き付ける。

  • 一部の過激な思想家が被害者の傷をえぐるような言葉やデマを流し、焚き付ける。

この2つに尽きると思っている。


まず「メディア」「アカウント」「サイト」についてだが、一部のツイッターなどで問題が提起されつつあると、いわゆる「ネットニュース」というジャンルで「話題」になる。そのネットニュースを運営するのが「メディア」「アカウント」「サイト」なわけだ。

今回の件で言えば「ツイッター速報」という名のついたアカウントが、1日に3回以上もこの話題を取り上げた。

こういった者たちがことをさらに大きくしている。

過剰にネットニュースに取り上げ、さらに渦中の人間の発言を要約した形でさらに炎上させるがごとく過剰な表現や事実誇張を重ねていく。

火に油をそそぎ、さらに火事を大きくしていく。

そしてそれにつられて誹謗中傷が過激になっていく。

「メディア」「アカウント」「サイト」にとってはまたそれがネタとなる

逐次更新し露出する。


この繰り返しで話がどんどん大きくなっていくのだ。

「メディア」「アカウント」「サイト」などはアフィリエイトなどのWEB広告で収入を得ているだろう。アクセス数稼ぎはその収入につながる

つまり、ネットニュースに反応してしまっている人たちはその「カモ」にされているというわけである。

被害者遺族と、ネットユーザーを利用したあくどい金もうけである。



もう一つの過激な思想家。

今回の【推しの子】についてでいうと、アニメなどのいわゆる二次元文化を過剰に攻撃しようとする思想の人がこの世には少なからずいる。それは別に二次元の文化に限ったことではないが、今回はそういう事案だ。

ようは自分の気に入らない文化や作品を攻撃する人たちだ。ここでは「批判厨」ということにする。


そういった人たちが、その作品を見て不快になるであろう人を焚き付ける。今回の場合で言うと、以前自殺した方の親御さんだ。そういった心に傷を負った人を焚き付けて、利用して、自分の気に入らない文化や作品を過激に批判するための材料にするのだ。

被害者遺族の方は心の傷をえぐられる。批判厨はそれを非情に利用する。被害者や遺族は冷静な判断が出来なくなる。何も信じられなくなる。でも一番最初に近くにすり寄ってきた人を信じてしまう

そうなると、まるで被害者や遺族側が批判厨へすり寄ったかのように見えてしまう
批判厨はそれをさらに利用する。
批判厨もここぞとばかりSNSや制作人に過激な批判、または誹謗中傷ともいえる言動を投下する。そして被害者遺族はそれが正しいと思ってしまう。またはそれが正しいと刷り込まれてしまう。便乗する。


すると次は作品の味方側の人間がそれに対抗するように攻撃に出る過激になっていくにつれ誹謗中傷へと移行していく人が現れる。もしかするとその中には批判厨のスパイがいるかもしれないと考えることもできるだろう。

あえて作品味方サイド側から被害者遺族を誹謗中傷する。すると作品側の問題が増えてしまうというわけだ。あくまで仮設ではあるが、匿名のネット社会ではこの手が使えないこともない。

被害者遺族の傷をえぐって焚き付けるほど非情な人間であれば、こんなこともしてくるかもしれない。


こうしてお互いに誹謗中傷の構図が生まれて、炎上していく。

そしてそのうちに、「原因は作品自体にある」となってしまう。

こうなれば批判厨の勝利となるわけである。
もちろん弁護士費用の金もうけの側面もある。


ここでわかる通り、皆過剰に反応してしまうからこそ炎上が起こるのであり、その炎上を焚き付けようとする存在の思うつぼなわけである。

ではどうすればいいのか。

もうはっきりとしている。

部外者である我々は反応しないことだ。


作品は作品だけで楽しめばいい。

問題は「運営」と「当人」の間で何とかしてもらうしかない。

批判厨もメディアも必死に火を起こそうとするが、無視に徹するのだ。

今の構図は明らかに、「運営」と「当人」以外の戦争の構図である。



もし、どうしてもツイッターなどを見て炎上に反応してしまうという方は、一度SNSから離れてみてはいかがだろうか。

たしかに仲間内での共感には浸れなくなってしまうが、作品を悪い意味で燃やさない一つの方法でもあると思うし、自分が加害者にならないための方法でもある


結局長々と書いてしまった。

ごめんなさい。

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