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「ゲームに疎い人からするとポケモンはコクーンがかたくなるだけゲーだし、スマブラは落ちまくって勝手に負けるもの。」

どうも仁です。

先週も書きましたが、毎週コラムを投稿するぞと決めてから、一週間というものがまるで分刻みで一つ一つ進んでいくかのようにゆっくりに感じます。

更に加えると、よく多忙な時は「公私ともに忙しく~」という表現をしますが、今の自分は「公はほどほどに、私が異次元に大変なことになっている」という状況で、正直先週はなかなか激動の一週間でありました。

ただ、何かと不確定要素が多く、予測不能な状況が続いているため、そこら辺の話題は落ち着いてからこちらに書こうと思います。なんか変に前振りをガンガンに効かせてるみたいな感じにしてしまってすみません。まあ、あえて生々しくリアルな現状を書き出すのもそれはそれでアリなのかなと思いましたが、仁の脳内会議で「なんか知らないけど意見力とそれに基づく他からの信頼の厚い人」『それは止めておきなさい』と静かに一言言って、他のキャーキャー言ってた仁たちが『…はい!』と黙ったので、やはり後日とさせていただきます。。。

っと、いうわけで、今週はフラットな話題を一つ。

「自分はゲーマーじゃない」と思った話。


どうやら自分はゲーマーじゃないようだ。

まず、自身のゲームの歴史を遡って辿ってみよう。

自分には11歳上の兄が居る。
その境遇もあってか、実家には、ファミコン、スーファミ、メガドライブ、PCエンジン、プレイステーション、と、テレビゲームが充実していた。

それもあって、我が家には毎日のように小学校の友達が集まり、
ボンバーマン、マリオカート、桃鉄など、いろいろなゲームをして遊んでいた。

一人にもなれば、子供のころから一極集中型な性格だったため、
トルネコの大冒険を延々とやる、カービースーパーDXを延々とやる、
ヨッシーアイランドを延々とやる、と、その時期その時期で一つのゲームにひたすら没頭する日々を送っていた。

中学高校に上がると、多少ゲームとの距離は生まれたが、
やはり一極集中型。特にやりこみまくったのがアークザラッド2だった。

アーク2から敵モンスターを仲間にすることができるリーザというキャラが出てきて、それを基にモンスターの育成システム、進化、モンスターバトルなど、メインのストーリーにかなり彩を添えるゲームシステムとなった。

これに仁少年は大ハマり

正直、世の中はモンスター育成ゲームといえば、
ポケットモンスターがすでに主流だったし、その後を追う形でデジモン。
そして音楽CDを読み込ませてその情報からモンスターを生成する斬新なシステムを導入したモンスターファームなどが世を席捲していた。

それを仁少年はガン無視

というか、ハマらなかった。
ポケモンは赤のプリンを捕まえたあたりで「んだよこのゲーム、コクーンがかたくなるしかできねーじゃん」と思うだけでハマらず終わった。

とにかくアークザラッド2のモンスター集めから育成、そして主人公をフルで控えに回し、前線に常にモンスターで固めたパーティを出してストーリーを攻略していくといった、今を思えば縛りプレイの走りをやっていたのだ。

これってなかなか狂気じみたプレイで、モンスターは防具を装備できないのだ。

主人公勢は武器のほかに防具や様々なバフ効果のある装備品を3つ装備できる。

モンスターはそれが出来ない。
武器のみを持った素っ裸な集団というわけだ。

これで自分は確か3~4周は遊んだ気がする。本当に子供の時の集中力というのはすごいものだ。まったく同じ感じで、大人になってからアーク2を遊んだところ「え、防具つけられる主人公勢育てたほうが楽じゃね?」と、当時の仁少年が聞いたら鼻で笑われることを心から思ってしまい。

俺って大人になっちゃったんだな…。

と、少し愕然としてしまった。


アークザラッド2のブームは大学入るまで続いた。ただ、その頃からギターへの熱がかなり高まり、それに加えて変なストイックさも兼ね備えられてきて「ゲームをする=無駄な時間」という公式が自分の中に生まれてしまった。その考え方は20代から30代の前半当たりまで強くあり、自ずとゲームというものからかなり距離を置くことになった。

それこそ友達たちはPSPを持ち寄り、モンハンをやっていたり、プレイステーションも3、4と進化を続け、任天堂はWiiとか出したり。

アークザラッド2に呪われたようにハマりまくり、そのあと完全にゲームから離れた仁はPSは2で止まり、任天堂に至ってはスーファミで止まってしまったのだ。みんなが青春を共にしたニンテンドー64すら全くやっていないのだ。(なのでスマブラは激弱)

そしてさらに時は流れ、時代は2019年。世の中はコロナという異次元の脅威に翻弄される事になる。

度重なる非常事態宣言、不要不急の外出自粛。俺自身もその当時の仕事を必要最低限の出勤にとどめる措置をとった。強いられる引き篭もり生活。それ故に世の中的にも自分の中でも浮かび上がるゲームへの需要。

その時期あたりから、狩野英孝氏から数珠繋ぎで様々な配信者のゲーム実況を見始めるようにもなり。更にはLINEでゲームグループをつくり、何とかみんなで一緒にゲームをする方法を探すようになっていった。

そうして自分はスーパーファミコンから飛び級しまくってSwitchを購入。ゲーム配信にも興味が向き、ゲーミングパソコンまで導入した。

そのあたりから自分は「ゲームをする=無駄な時間」の考え方を改めた。

ゲームの上手い友達たちを見ると、その人たちは、ゲームの進化と歩幅を合わせて生きてきた人たちだった。自分はスーファミからSwitchまでという急激すぎる進化を真に受ける形になってしまったので、鰓呼吸でちょっとだけ手足になろうとしている四肢が付いている様な生き物が、急に陸に上げられて「今から肺で呼吸し、二足歩行で活動して火を使って料理して食事をしなさい。あと税金も納めなさい。」と言われたようなもんだ。

当然、みんなが普通にできているゲーム操作が自分はできない。10年以上のブランクというのはそう簡単に埋められるものではなかった。メチャクチャ下手すぎて本当に凹む事ばかりだったけど、それでも再燃したゲーム欲は、それを何とか覆そうと、なかなかの集中力を我に与えてくれた。

お陰で「ゼェゼェ肺呼吸をしながらフラフラの二足歩行で、火傷しまくりの料理をし、なんとか脱税のない生活」を送れるようになった。

そしてYouTubeでのゲーム配信をちょいちょいするようにもなった。

しかし、しかしながらだ。配信をしつつ、新たなゲームに手を出し配信をしてみるも、続かない。というか、それ以前の話で、まったく真新しいゲームに手を出すのが少し億劫なのだ。

今、唯一やり続けているゲームが「Dead by Daylight」だが。それも2~3ゲームやってはもういいかな、で終わることが多い。

そこで再び、ゲーム好きの友達たちに目を向けると、ほぼ毎日のようにゲームをしているし、どんどん新しいタイトルのゲームを始めていたりする。なんなら幕張で開催される東京ゲームショウに行くなんてこともしている。

好きで見ているゲーム配信者たちもそうだ。毎日のようにゲーム実況を長時間やっているし、日々新鮮な食物を取り扱う市場のように、新たなゲームにもどんどん手を出し配信をしている。それどころか所謂配信外でもゲームをしているらしいから凄いもんだ。

そう、ゲームの上手い友達や、配信者は、上手いからゲームをやっているんじゃない。ゲームやりまくってるから上手いのだ。

なるほどなぁ。自分はゲーマーじゃないんだな。

そう感じてしまった。まるで呼吸の仕方が違う。

まぁ、というか、昔からだよな。
ゲームが好きというよりは、トルネコの大冒険をやり込みたい一心だったり、とにかくモンスターでの攻略に明け暮れまくったアークザラッド2が好きだったわけだ。

もっと幼いころも、周りの友達がハマりまくっていたカードダスやミニ四駆には見向きもしなかったように。自分には自分のハマるニッチなコンテンツというものがあるだけなんだろうな。

自分はゲーマーじゃないし、それ以前にゲームというものにそんなに関心があるわけではなかった。




今はただDead by Daylightが大好きです。





フレンド募集してます^^

(あと、別に「ゲーム嫌いだ!」って思ったわけではないので、一緒に遊べるゲーム、大歓迎です。))

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