暗愚王ドチャクソ

悲しみの世界に生まれ落ちたGod chaild!水中で息をするレベルの苦しさで、この現代社会を生きています。世界に適応できんかった。雑記帳で御座います。

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悲しみの世界に生まれ落ちたGod chaild!水中で息をするレベルの苦しさで、この現代社会を生きています。世界に適応できんかった。雑記帳で御座います。

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夏の思い出

 夏の空は一段と青が深い。  プールの水を彷彿とさせる濃い青の蒼穹に、どっしりと重い入道雲が腰を据えている。夏の空と言われると、多くの人間がきっと、そんな夏の空を思いかべると思う。  日本の空は青く、夏はより一層青い。  世界で一番美しい夏の風景は、東京の夏だと私は思う。  目を閉じて、耳に意識を向けてみてほしい。  聞いているだけで熱くなるアブラゼミの鳴き声と、料理屋の店先に引っ掛けられた風鈴の高い音がする。あなたは、風情ある夏の音だと歓迎する。そこに乗用車が吐き

    • 人の命は尊いのかが分からない話

       人の命は至上の存在か。  というテーマは、我々人類の頭をこれでもかという位に捻らせてきた難しい問題だと思う。  某ニュースにて、「障害のある者に安楽死を」という加害者がいたわけで。その主義主張は、一時期社会に波紋を呼んだ。この画面の向こうにいるアナタは、それに賛成かもしれないし、反対かもしれない。  ちなみに。私は賛成だったりする。  きっと、こんなことを書いたら「冷血鬼」とゴミを投げられそうだ。  でも、ゴミを投げられても、きっと私の思想は変わらない。だから、ど

      • 人生戦線の話をしよう。

         人生戦線の話をしよう。  人生戦線は、私の家の近所の横断歩道の左端に存在する、長さ20m程度の白線のことだ。黒いアスファルトの上に浮かび上がった白の線は、さながら闇に架けられた一本の橋である。  この白線から落ちた者は死んでしまう。という妄想を抱いて、小学生時代を過ごした人は多いと思う。私は、今でもその妄想に囚われたまま、こうして大人に育ってしまった。  私は毎日、横断歩道の右端に立って、人生戦線の上を進んでいく。  人生戦線を進むと、私の場合は会社に到達する。そこ

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      • 人生戦線。
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