【Canvaでスーパーマーケットの広告をつくろう!!が最終アウトプットな社会】
3年生の社会科で市で働く人とたちについて学ぶ単元。
お店比較の利用回数を表したグラフを提示するところからスタート。
圧倒的にスーパーマーケットが多い!!
そんな感じで、資料を見て単純に分かることをフリートークで共有。
どんどん気づきが出てくるのでひたすら板書。
その後、
「資料には書いていないけれど考えられることはある??」
と投げかけてみると、
「二位のコンビニと、一位のスーパーは様々なものが置かれているというてんで共通しているからどちらも多いのでは??」という呟き。
また
「肉屋さんやホームセンターに行く人はその目的がはっきりしていて、僕ら子どもが一緒に行こうとはならないけれど、スーパーは置いてあるものの種類が多いから大人から子どもまで利用していることが大きいのでは?」など。
いい感じで、資料の内容を比較したり関連づけたりする力の育ちを感じる。
こんな気づきがあると、
話は自然と、「どうしてスーパーはたくさんの人が来るのか??」という流れになる。
ということで、大テーマを
「スーパーの謎を解け!!〜なぜ多くの人が利用するのか!工夫を調査!!〜」としてみた。
なんかそれっぽいでしょ??w
「こうやってお客さんを呼んでいるよ!という工夫をしれたらみんなは理想のスーパーのイメージが湧くよね??だから最終ゴールは、工夫を詰め込んだ理想のスーパーの広告をCanvaで作ってみて!!」と。
すると「夏祭りにも生かせる!!」と。
本当にその通りだ!!
夏休みを上手に利用して深掘りしてほしいので1学期で完結せず、ちょっとオープンな感じで、2学期に入って各々の調査報告会をして、Canvaで広告を作るかたちで最終的なアウトプットをしていく。
Canvaというだけで、モチベーションは上がる。
使わない手はない。
さっきも話した通り、1学期で学んだことはすぐにでも、ものが売れる工夫であったり、お客さんを呼ぶ工夫を、今現在3の1で準備中の「夏祭り」とも絡められる。
子どもたちも夏祭りと関連づけて考えていた。
モノをどこに置くだとか
行列や盛り上がりを作るだとか(バンドワゴン効果←説明済)
体験からの有料
クーポン
サービスのお土産
自分たちがスーパーなどのお店で経験したお客を呼ぶサービスを次々に話し合っていく。
そして自分たちの「夏祭り」でも使えるかも!とつなげていく。
教科書には資料がたくさん載っているので、その資料から分かる工夫はなに??と、実際に夏休みに現地調査をする前に、工夫の発見力を磨いてみる。
「お花屋さんのはながまとまっている」
「お花屋さんってどんなスーパーにもちょっとあるな!」
「お花屋さんだけよりも、お花屋さんをちょっと置くことで、お花を買いたい人がついでにスーパーで買い物しようと思うように誘ってるんじゃない?」
「目玉商品が、陳列棚の角にある」
「角だと目に入りやすんじゃない??」
「季節ごとにスタッフさんの衣装が変わっている」
「クリスマスの帽子をかぶっているよ」
「季節ごとのイベントもやっている」
「そういえば、子どもも楽しめるように季節ごとの無料の塗り絵があったよ!!」
たくさんの気づきの中で、自分自身の経験も踏まえながら思考。
調査報告書を夏やすみの自由研究シートととして教室に置いておこうと思う。
二学期がそれだけで楽しみだ。