【挑戦できてない最近】


 1人1台のタブレット端末が導入されて、個別最適化とか、協働的な学びとかに向かっているけれど、最近全然やれてねーー!!!って感じ。

 #あくまでタブレット端末をいかしたって意味でね

 やっぱり集団文化ってちょー大事だと思っていて、思い返してみると、昨年度にタブレット端末が導入されたんだけれど、使い方の大きなエラーってなかった。

 学校に「使い方のルール」みたいなものが、ラミネートされてあったけれど、掲示する必要がなかったし、これといって具体的な指導をした記憶もない。

 子どもたちがスーパーだったのかといえば、たしかに子どもたちの力はすごいんだけれど、個々の能力っていうか子ども集団がスーパーだったことが大きいと思う。

 地域や、学年のカラーって絶対にあると思う。じゃあ昨年度の学年が全体でスーパーだったかというと、そうではないと思う。

 ゲームで遊んだり、授業中にチャットしたりいわゆる不適切な使い方をしている児童も学年で見るといた。
 
 で、例外なくその周りには不適切な使い方をする仲間がいた。
 集団文化として、これくらいやってもいいよね、だってみんながやっているんだもん!ということ。ごくごく小さなコミュニティーだけれどその子にとってのみんなはそのコミュニティー。

 昨年度自分がもったクラスの集団文化は、いやいや使い方はうまいことやろ?必要なときに上手に使えるでしょ?新しいいい使い方があったら真似してこ!!って感じだった。

 集団として、勝手にゲームで遊んだり、カメラで写真を撮ったり、チャットの内容で不適切なこと言ったりするのってナイっしょ?イケてない!!クリエイティブに使うのがイケてるでしょ?って文化が成立していた。

 だから、教室ではゲームしないけれど、ときに別の教室にいってゲームしているのが当たり前の文化の集団のところに行って遊んでしまうクラスメイトはいた。

 集団の価値というか文化というかって結構協力。

 ルールで縛るよりも、文化で守りたいのが本音。でも、文化がつくられるまでには結構時間がかかるものでもある。

 そんなこんなで昨年度を思い返してみたんだけれど、ICTいかしまくりだったなぁ。いいなぁ、またやりたいなぁ。って思った。

 1人一台タブレット導入の前から、ごりごりパワポをつくらせて、授業参観でプレゼンさせたり、それで票の多かったものを実際に実行したりして、現にミュージックビデオを作ったりもした。

 使い方は教えなくても、やっぱり子どもたちってすごくて、なんとなく分かる子がいてそれが広まっていく感じだった。

 作文用紙とかじゃなくて、Wordで資料を提出してもらったり。

 パワポでCMをつくったりもした。

 パソコン室の時代によくやっていたと思うw。

 結構ICTをうまくつかっていたなぁ、って思っていたから、今年度皆無なのが悔し🤣

 どんな教育活動も土台は学級経営なんだなぁ。

 1人一台端末になってからは、
 
 Googleカレンダーには、各教科のテスト日、また運動会、卒業式などの行事をぶち込んで子どもたちと共有。

 子どもたちは見通しを持って生活できるし、学習にも向かえる。

 課題は単元ごとに一覧にし、Googleクラスルームで共有。同時にロイロノートでも毎時間の課題をいつでもできるようにデータで配布。子どもたちはそれに書き込む形で学習。紙の方がやりやすい児童もいると思うから、印刷して教室にも一応置いておいた。子どもたちは、カレンダーを見て、テストから逆算し、ロイロノートの課題に取り組む。ペースも自分たちで考える。早めに取り組んで予習して臨む子も多く出ていた。

 Googleクラスルールでは、その日の出来事を即フィードバック。
 いわゆる学級通信。
 写真や動画もそこに載せる。

 家にタブレット端末を毎日持ち帰るので、お家の人とも出来事を共有できた。

 でもなかなか見せない子もいるので、紙媒体でもコピペで通信をだし、QRコードをつけて動画や写真を見れるようにした。

 #子どもたちへのお便りというかメッセージという体でこっそり堂々とやっていたよw

 でも、やっぱりその映像や写真の共有がめっちゃよくて、プロセスをめっちゃ売りにしていた。

 例えば運動会ができるまでとか。

 全然タラタラのソーラン節の大丈夫か?という練習から、少しずつ形になっていき、迫力が増してきて、最後に円陣をくんだりしてチームになっていく過程を毎日発信してお家の人と共有していく。

 その過程を知っているから、やっぱり本番の演技の見え方も違う。

 実際に

 あの円陣鳥肌立ちましたよ、そして本番の姿を見たら最高です。

 なんて声もいただいた。

 卒業文集もドキュメントで書いてもらって、僕が添削して、データで戻す。

 ドライブで共有してあったので、児童同士も制作過程を共有できる。

 いいものはぬすんだり、参考にしてみたり。

 
 毎日のGoogleクラスルームでの学級通信には、その日の主人公(日直)に対して、コメントで褒め言葉がみんなから送られてくるシステムもあったりした。

 デジタル褒め言葉のシャワー。

 よく考えたなって感心する!!

 それ以外にも、休みの人への連絡はGoogleクラスルーム内で伝えたりもしていた。

 勉強でわからないところもGoogleクラスルームでおしえあったり、聞き合ったり。

 50テスト前は止め点はねはらいなどまでこだわってコメントで高め合っていた。

 最近は、こういった挑戦が全くできていないから、またやりたいなぁ🥹!!

 現状維持で精一杯な毎日。

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