【心のコップを満タンに】


 そのあたたかさはどこから来るの?という場面に出会う。

 昨日の投稿にも書いたけれど、国語の物語分の続きをかこう企画をやっていた。

 やっぱり僕なんかもそうなんだけれど、作文用紙を見ただけでアレルギーが出るというか、何から書けば良いのかわからなくて鉛筆が止まる仲間がいるは当然。
 
 でもせっかくこういう創造的な課題にしたから、生み出したものはが承認され、たくさんの「イイね!」や「コメント」がつくところまで行きたい。

 その読み合うためには、全員が書かれないとなあとなんとなく思ったわけで、結局途中の仲間もいてイイかなとはなったんだけれど。

 そんなところに面白おかしく演じながらアイディアを引き出す仲間。
 励ましながら寄り添う仲間が現れた。

 友達と楽しくやりとりを繰り返す中で、どんどん作文用紙に物語が書き進められていった。

 そして、苦手な仲間もいるであろうに全員が続編を書き上げた。

 
 その上で、作った続編を「読み合う会♡」を実施。

 ものすごく温かい時間が生み出された。

 1人5枚の「イイね!!カード」を配布。

 「コメント」と「〇〇より」がかけるようになっている。

 自由に動き回り、読み合って、読んだ作品に対して「イイね!!カード」を送る仕組み。

 まず自由に動いて読み合って、「1回も読んでもらえませんでした。」「1枚もイイねがもらえませんでした。」という寂しい思いをする仲間が1人も出ないことがすごい。

 周りを見て、「〇〇さんに書こう。」「読んでみよう」「まだ読んだ人いないからコメント書こう!」みたいな感じで、よく周りを見て、誰も寂しい思いをしないようと考えながらながら動いている。

 1人も見捨てないつながりである。
 
 周りを見て判断する情報感度が上がっていること感じる。

 
 また、別の教室で頑張っている仲間、お休みの仲間がいた。
 すると「〇〇さん、今日いないけれど、作品机におこう。」と作品を置きはじめる仲間が現れた。ものすごい気遣いだ。

 驚いたのはそのあと。

 お休みの仲間、別の教室で頑張る仲間の作品に「イイね!カード」が送られているのだ。

 想像してみよう、次の日学校に来て温かいコメントであふれている現場を。
 ものすごく温まると思う。その場にいなくても、自分のことを仲間だと思ってもらえている感、認めてもらっている感か半端ないと思う。

 ちなみに、急遽書き直したくなった仲間が、消しゴムで消してマッサラになった作文用紙であった。

 そのまだこれかけかく作文書にも「イイね!カード」が送られているのだ。

 1人も見捨てないってこういうことなんだなあと思い、その豊かなつながりを価値付けた。

 
そして、読み合う会♡を15分で行ったのだけれど。

5枚のカードをすぐに使い切るメンバーも。

その友達のいいところを発見できる「発見力」が素晴らしい。

 その後に「心のコップ」の話をした。

 心のコップがカラカラだと、誰かに見て欲しくて、注目を集めたくて「不適切な行動」で注目を集めようとしてしまうことがある。

 それで怒られて余計にカラカラになるのがよくあるバターン

 まず、自分のコップが、しっかり満たされていないと、自分のことで精一杯になってしまい、周りのことなど考えられない。
 
 そう意味で言うと、今回の「いいね!!カード」は、
 
 心のコップを満タンにするいい時間であった。

 心のコップは仲間とつながり、認め合い。そんな時間を繰り返して満タンになっていく。
 やがてコップの水は溢れていく。それが人への優しさ。

 満たされているから、自分らしくも、自信を持っても行動できる。
 満たされているから、仲間に対して温かく関わることができる。

 だから、お互いを認め合い、コップを満タンにしようねと。

 振り返りに「心のコップが満タンになりました。」なんて言葉もあって、

 嬉しかったなあ☺️

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