成功している人がどんどん成長していくのはなぜか…鍵は「自己効力感」だった
経営学では、「人を特定の行動に向かわせ、そこに熱意を持たせ、持続させる」のがモチベーションである。
そして、モチベーションは、「自己効力感」と「他社視点の動機」を掛け合わせたものとして表せる。
自己効力感
自己効力感とは、「自分ならできる」と自分を信じる力のことだ。
自己効力感を高めるのは、
①過去の自分の成功体験
②周りの人の成功体験(あいつができるなら俺もできる、俺もやりたい)
③周囲からの期待(お前ならできる)
④心身の健康(調子がいい)
の4要素でだという。
①は言わずもがな、②③に関しても、「過去に成功して周りのレベルが高い環境に身を置く」、「過去に成功して、評価される」ということが条件ではないだろうか。
モチベーションを学んでいたら、
成功が成功を呼ぶというメカニズムを知ることとなった。
他者視点の動機
他者視点の動機とは、他社貢献、社会貢献といったものが想像しやすいが、そうしたたいそうなものでなくとも、「単に誰か立場に立って、何かをやる」こと全般を指す。
一方で、内発的動機と他者視点の動機を補完し合うことが重要だという。
大事なのは「成功体験を得るためのスモールステップ」と「他者視点の思考を意識して行動する」ことではないだろうか。