(マネジメント⑭)新しい組織のカタチ ~アカウンティングの新しい役割
『ティール組織』にはTeal組織の戦略について、次のように書かれている。
進化型組織には、戦略立案プロセスは存在しない。詳細な地図は必要とされていない。そんなものがあれば、無限の可能性をあらかじめ定められたせまいコースに制限してしまいかねない。
( P348より )
「詳細な地図は必要とされていない」との考えには同感ではあるが、大まかな地図だけがあっても目的地まで辿り着くことは難しい。そこで、大まかな地図をサポートするものとして、方向を指し示すコンパスが必要になる。
大まかな地図とコンパスがあれば、目的地まで辿り着くことができる。決められた道をただ歩くのではなく、寄り道や脇道にそれて回り道をしても辿り着くことができる。道を間違えたとしても、現在地がわかり方向を修正すれば辿り着くことができる。
コンパス、これがアカウンティングの新しい役割だと考える。
アカウンティングの新しい役割など詳しくは、アカウンティング編にて。