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右下の犬歯。
半年に一度、歯石を取るために、歯医者に通っている。
3月にも行ったが、毎回行く度に、同じことを繰り返し言われる。
「右下の犬歯前後の歯に、歯石が残っていますね」
幼い頃から虫歯が多く、被せものもあって、歯には自信はあまりない。
大人になってから、それも20代後半になってから、
歯磨きに時間をかけるようになった。
大人になってからは、目だった虫歯はなく、
ただ昔の被せものに虫歯があったりするぐらい。
だからといって自信の無さは残ったままので、
半年に一度歯石を取って、「問題なし」と言ってほしいがために、
歯医者に行っている。
基本的には、しっかり歯磨きはできているらしい。
歯間ブラシも使っているから、歯槽膿漏もないようだ。
ただ、毎回言われる。
「前回も指摘あったと思いますが、
右下の犬歯前後の歯に歯石が残っていますね」
そして、たまに言われる。
「右利きですか?」
右利きだからかわからないが、
どうも右下の犬歯周りは綺麗に磨けていないらしい。
いや、磨かないといった方がいいかもしれない。
左側から右に向かって攻めて、歯ブラシを引くように磨いていく。
前歯を磨いた後手首を返して、歯ブラシの向きを変えて右側を磨いていく。
向きを変えた時、どうも犬歯周りの歯磨きを飛ばしているようだ。
言われた時は、強く意識する。
よくて一ヵ月は、意識し続ける。
でも、気づくと飛ばしている。
そして、歯石除去のハガキが来てから1ヶ月間、意識をし直す。
この繰り返しになっている。
意識を習慣づけるのは、かなり難しい。
無意識が勝手に習慣づくことは、反対によくある。
何度か、右下の歯を磨くときは、左手に持ち変えようかと思った。
でも、左手にする方が、ぎこちない。
かえって、右側全部が綺麗に磨けない。
次回までには、何とか改善したい。
と思うのも、一ヵ月だけかもしれない。
すでに、もう忘れている。
なかなか歯がゆい。