(2021年)新しく出会った本たち。
今年も、多くの新しい本と出会えた。
ただ残念なことに、新しく出会う本が少なくなっている。
読んでいる本の冊数は、そんなに変わらない。
むしろ、増えているかもしれない。
なのに、出会う本が少なくなっている。
その理由は、わかっている。
一つは、昔読んだ本を読み返しているから。
読み返すことで、以前気にしなかった何かが顕れるのを楽しみにしている。
そこには、私の変化があり、気づいていなかったことを知ることは楽しい。
もう一つは、読みたいと思う本のジャンルが狭くなっているから。
以前は、気になった本があれば、できるだけ読むようにしていた。
今は少し違う。
気になった本の中で、悩んだうえで選ぶようにしている。
選ぶというと、偉そうかもしれない。
あるタイミングで、目の前に現われた本を読むようになった。
きっと、本が私の前に、必要なときに、現れてくれたんだろう。
そう思えるタイミングと本に出会えた。
今年買った本は、40冊。
そして現今現在読めていない本が、7冊もある。
昨年末に読んでハマったのが、シモーヌ・ヴェイユ。
彼女の本を、今年だけで7冊も買った。
去年の3冊も合わせると、わずか半年で10冊。
そしてWEB本棚で調べると、なぜか森系?の本が多い。
森のバロック
森の生活(上下)
森は考える
森のような経営
『森の生活』と『森を考える』はまだ読んでいない。
『森のバロック』と『森のような経営』は面白かった。
古い20世紀タイプの経営に違和感や不信感を持っている人は、
ぜひ『森のような経営』を読んでほしい。
今年読んだ経営関係の本で、一番のお薦めの一冊。
話は少し戻り、私は、海よりも山の方が好きだ。
山に在る自然からのエネルギーを感じるのが、好きなのかもしれない。
12月から休止中ではあるが、早朝歩いていた。
周りに田んぼがあり、そこを早朝歩くことで、
自然のエネルギーをもらっている気がした。
特に冬の気配を感じるようになった時期は、
歩いているときに朝陽を浴びて、何ともいえないエネルギーを感じる。
週末も自然のあるルートを探して歩いていた。
気づかぬうちに、自然思想に向かっているのかしれない。
森とかに住みそうな人と言われた。
もし宝くじが当たったら会社を止めて、
もう少し自然が近くに在る場所で過ごしたいと思っている。
これは結構本気で、公言している。
毎朝歩き、自然を感じながら本を読む。
贅沢はいらない。
ただ、のんびりそういう生活をしたい。
来年は、どんな言葉と出会うのだろうか。
その前に、未読の7冊を年末年始に読もう。
それよりも来年こそは、2年ぶりにアップデートしよう。
デザイン×マネジメント×アカウンティングの文章を。
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